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第77回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-経営理念編(3)-

|第77回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-経営理念編(3)- #2

 大川隆法総裁は、自著『経営が成功するコツ』のなかで、経営者に対して「使命感」を求めています。起業した当初は熱心さや誠実さは大切ですが、紆余曲折を経て、危機を乗り越えて成功を続けていく立場となれば、熱心さを超えた会社に課せられた「使命感」に目覚めることが肝心であると。トップとしての経営者は、過去の経緯を踏まえて「わが社の経営哲学」とは何かを抽出し、結晶化させることが大切なのです。

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 構想力は、経営理念とはまた別なものです。経営理念は会社の旗印ですが、構想というのは事業の具体的なあるべき姿です。経営者は、「どのように仕事を事業化し、どのような規模にするか。そして、どの方向に進めていくか」という構想を練らなければいけません。

 経営者、あるいは経営管理者など、トップに近いところまで来た人であるならば、休みの日であろうと、心から離れないものがあるはずです。仕事のビジョン、全体の構想を繰り返し考え、つくり出していく力が必要です。

※以上『経営入門』より抜粋
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 最初は、自分の直感や霊感、あるいは経験等を通して、いろいろと判断していると思います。

 やっていくうちに、ある程度、安定軌道ないし成長軌道に乗ってくると思います。その段階になったら、最初からはできないと思いますが、「わが社は、どうやって成功したか」ということを考える習慣をつけなければいけないのです。

 考える習慣をつけて、最初は、箇条書き程度のものでよいので、そういうことを思いついたときに、書き抜いていくことです。さらに、社員の前で、自分の折々の考え方を話して、かたちに残していくことです。次には、マニュアルのようなものがだんだんできてきたら、版を重ねて変えていっても構わないので、いわゆる教科書化していくことです。そのようにして、テキストの部分をつくっていくことが大事です。これができるようになってくると、経営規模を広げていくことができます。要するに、自分がやらなくても、人に任せて、できるような部分ができてくるのです。直感だけでやっていたら、人に任せることはできないわけです。

※以上『実戦起業法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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