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第51回【徳ある経営者になろう】経営者はAIによる支配を怖れよ(3)

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第51回 経営者はAIによる支配を怖れよ(3)

ある女性向けファッション通販会社では、女性のスタイル等の顧客データ、サイズや色、好み等の商品データ、行動履歴等をAIで分析し、一括管理。毎月、好みに合った服を届け、顧客は気に入った商品を試着、購入する仕組みで上場を果たしました。しかし、その会社には800人ものスタイリストが常駐しています。女性は妊娠やライフスタイルの変化で、体型が変わることもあり、個々の細かい要望にはスタイリストがその都度対応します。AIはあくまでも道具であり、最終的には人が人に寄り添う経済が、成功を招いているのです。
引き続き、AIと経営について学んでまいりましょう。

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 「コンピュータの強いところは、反復できるような計算とか、正確で間違えないような確認作業のようなものだ。そういうやり方が決まっていることを、速い速度で行うことには、非常に優れていて、人間よりも便利なところがある。しかし、コンピュータは、創造的な行為を何もできない。新しい仕事を企画するなど、何かを自分からつくり出していくというようなことはできないのだ。

 やはり、使う部分は最小限にして、あとは人間でなければできないこと、考えてやらなければいけないことをやりなさい」というようなことを言っていたわけです。

 また、松下幸之助さんも、「毎日のように、いろいろなデータが報告として上がってくるし、最初のうちは、しばらく見ていたけれども、これは要らん。毎日、見る必要など全然ない。月一回、報告があれば十分に判断できることで、要らない業務だ」というようなことを言っていたことがありました。
 口の悪い人たちのなかには、「今、コンピュータ業界が金儲けをして発展しているけれども、“一億総白痴化”に向けて邁進している」という言い方をしている人もいるので、やはり、「本当に要るのか要らないのか」は考えたほうがよいでしょう。

※以上『危機突破の社長学』より抜粋
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 昔からつながっている伝統的な価値観のようなものは、ある程度持っていないといけませんし、それらをすべて失い、唯物的にこの世的なものだけに絞っていくと、残念ながら、外れていくものもあるのではないでしょうか。今、経済発展しているところでも、ここが、これから明暗が分かれてくるところになるのではないかと思います。

 人間機械論的な考えになってくると、要するに、昔から説かれているような、「正直者であること」や「誠実であること」「親孝行であること」「ご先祖様を敬うこと」「その上にある神仏を尊敬すること」などというものは、すべて無意味になってしまうわけです。それよりは、「家のなかがもう少し便利になったほうがよい」というようなことになり、いずれは、「家事用のロボットなどが入ったほうが幸福だ」といった考えだけに支配されるようになっていくでしょう。

※以上『富の創造法』より抜粋
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