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【人生いつからでも学び直し】第2回 『「経営成功学」とは何か』

┃ 人生の大学院 幸福の科学 大学シリーズ (#2)

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┃ 2┃Pの書斎より:教養と品格について―教養を身に着けるために必要な3つのこと―
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ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。

教養を身につけるために私が念頭に置いていることが三つあります。

第一は、普遍性のある内容を学ぶことです。ジャーナリストの池上彰さんは、「すぐに役立つ知識はすぐに役に立たなくなる。すぐに役立たない知識は、あとからじわじわ効いてくる」という主旨の面白い説明をされていて、後者のような本が「教養」にとって大切であるとしています(池上彰著『学び続ける力』参照)。

『知的生活』の著者で有名なハマトンも、霊言を通して「智慧にまで昇華していくための基礎部分」は普遍性がある知識であると指摘されていました(『ハマトンの霊言 現代に知的生活は成り立つか』参照)。

その意味で、幸福の科学の経典のような永く遺る宗教思想の学習は、教養をつくっていく大事な要素です。

 第二は、学び続ける習慣です。その原動力は「本を読むことは楽しい」という“知的感動”体験。つまり、学ぶことによって「自分にもわかった!理解できた!」という実感です。その最初のステップは「見栄をはらない」こと。比較的わかりやすい入門書から入って徐々にステップアップする読み方をすると、“知的感動”の伴った読書が体験できます。

 第三は、学んだことを他人に伝える“アウトプット”の機会を設定すること。その準備として、相手の方に「なるほど!」と思っていただけるように、学んだことを、自分の言葉でいかにわかりやすく伝えられるかの考えをまとめていきます。自分の知的感動体験を他の方にも伝える努力のなかに教養を磨く道があると思うからです。

 教養が人間の品格を高めることに通じる理由は、その奥に「人間学」があるからです。大川隆法総裁は、一般教養よりももっと大事な「修養」があり、人間の生き方を教える「人間学」の必要性を説かれています(『光り輝く人となるためには』参照)。

現代社会に失われてしまった、真の教養とも言える「人間学」を唯一身につけられるのが幸福の科学であり、HSUなのです。


著者プロフィル
金子一之(かねこ かずゆき)
 1964年生まれ。武蔵野大学大学院修士課程修了。1990年より幸福の科学に奉職。現在、HSU人間幸福学部プロフェッサーとして、幸福の科学教学、宗教学を担当。著書に、『宗教対立を克服する方法』(幸福の科学出版)などがある。


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┃ 3┃この感動をあなたに~映画編:「沈黙の艦隊」
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今からおよそ30年前、青年漫画誌、いわゆる大人コミックが流行りました。映画「沈黙の艦隊」は、1988年から足掛け8年にわたって連載された漫画(全32巻)が原作です。

紙や電子媒体を含めると、発行部数は3000万部を超える人気作品で、当時としては核武装や原子力潜水艦の可能性も示唆する“国防論”が浮き彫りにされ、物議を醸しました。

 物語は海上自衛隊の潜水艦が、日本の近海で圧壊沈没し、艦長以下乗組員全員が行方不明になったという衝撃的な報道に始まります。しかし、この事故は、日米が秘密裏に建造していた日本初の原子力潜水艦「シーバット」に、絶望視された乗組員を乗務させるための偽装工作でした。

アメリカ海軍第7艦隊の所属となった原潜「シーバット」ですが、その直後、思わぬ方向へと事態が展開します。映画のなかでは「自分の国は自分で守る」というセリフが幾度となく吐かれ、事故のあった冒頭シーンでは、外交音痴の日本政府が戸惑う場面が描かれています。

 今、欧州ではウクライナ紛争、さらに中東ではパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの対立が激化しています。もし、朝鮮半島での戦争、あるいは中国の台湾への武力侵攻などの有事が勃発すれば、世界を巻き込んだ第三次世界大戦の火種となる危機的な状況です。

三十年の歳月を経て映画化された「沈黙の艦隊」は、平和ボケ日本に喝を入れるきっかけとなる作品かもしれません。

文責:木藤文人

映画『沈黙の艦隊』公式サイトはこちらへ
(映画ポスター画像は、https://silent-service.jp/より引用)

*** 参考文献 ***

 将来的には、日本も、原子力空母や原子力潜水艦を、きちんと持たなければいけないでしょう。原子力潜水艦は、ごく少量のウランさえあれば、燃料を補給せずに、海中を動き続けられるのです。

例えば、米軍でも、原子力潜水艦が世界中の海のなかで動いていますが、このことが抑止力になっています。要するに、原子力潜水艦は、本国から給油艦が来て燃料を供給しなくても動き続けられるため、もし、アメリカ本土が大陸間弾道弾等のミサイル攻撃を受け、壊滅的被害を被ったとしても、海のなかから反撃ができるのです。

「もし、本国の主要都市を同時攻撃されたとしても、海から反撃ができますよ。おたくの国も同じ状態になりますよ」と言うことが抑止力になり、相手も攻撃できずにいるわけです。
(P.32)

※以上『震災復興への道』より抜粋
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企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。




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