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第6回【徳ある経営者になろう】人材について考える〈後編〉

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するためのとっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。

大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、
経営の極意をつかんでください。

※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部を紹介しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※『人格力』より抜粋
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|第6回 人材について考える〈後編〉

 人材について考える〈前編〉では、経営者は、「人材」を最も成長する資源として認識し、適材適所を見極め、時間に耐えながら育成することの大切さが指摘されました。
大川隆法総裁は、「三国志」の時代の曹操を、才能がある人を求めたがゆえに人材が厚く、組織戦に強かったと述べ、ある意味で、曹操を「三国志」の真の英雄であると評しています。「人材」をいかに活用するかは、まさに経営者の才覚一つにかかっています。
〈後編〉では、実戦編として、刻々と変化する企業の経営環境に伴う人材活用法のヒントを学びます。
※参考文献『リーダーに贈る「必勝の戦略」』
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 ある時点で、「いちばんよい」と思ったアイデアと、「まったく駄目だ」と思ったアイデアがあったとしても、逆風が吹くと、評価が正反対になることもあります。人材の使い方も同じです。例えば、バブル期に優秀な人材だった人が、バブル崩壊期にも優秀かというと、たいていは駄目になります。

 ところが、バブル期には、異端の人材で、「反対ばかりしていて役に立たないから、どこかに引っ込めておけ」と言われ、隅のほうに追いやられていた人が、バブル崩壊期になって登用されると、よく仕事ができたりします。

 人材の登用においても、「考え方を変えていく」ということは非常に大事です。

 したがって、常に、新しい情報を得なくてはいけませんし、そのためには、やはり、気持ちが若くなければいけません。気持ちが若くないと、柔軟性がなくなるため、いくら情報が入ってきてもまったく反応しなくなるのです。

※『未来創造のマネジメント』より抜粋
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 不況期には、「経営体質」を強化することも非常に大事です。

 人材について、“社内失業”をしている人とそうでない人とを見わけなくてはなりません。この時期に、「ほんとうに大事な人はだれなのか。ほんとうに稼いでいる人はだれなのか」ということを見きわめていく必要があるのです。それから、人材への投資、教育も大事です。いったん景気がよくなると、社業がどんどん拡張していくので、それに備えて、しっかりと社員教育をしておく必要があります。その時点ですぐに収益にはつながらなくても、社員によく勉強をさせて、将来のための蓄積をつくるのです。

※『繁栄の法』より抜粋
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