第147回 シリーズ『人材の条件』に学ぶ経営術(4)#2
第4章「徳あるリーダーのあるべき姿」では、乱世の英雄・劉備玄徳の「徳」について言及されているほか、昨年、日本人のノーベル賞受賞者二人がともに言及した「運・鈍・根」の力について、大器になるための条件として語られています。
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【運・鈍・根】
特に今は、寿命が延びてきています。昔みたいに早く死ぬなら、早く駆け込んで成功しなければ損ですけれども、人生が長くなってきているので、一つの仕事でも長くなるし、あるいは転職を重ねるにしても、長く働かなければいけなくなります。ですから、やはり、この「運・鈍・根」の三つは、よくよく肝に銘じておかないと、大を成すことはありません。
若くて才気溢れて頭の回転の速い人は面白いし、啓発されることも多いけれども、でも、半分以上は危険度を持っています。
ですから、どうか心して、もうちょっと、老熟しても成功を続けている方の姿を見てください。必ず秘訣があるはずです。長く残っておられる方、長く活躍されている方には、必ず秘密があります。その秘密を知って、人間的に努力を積み重ねていくことを大事にしていただきたいと思います。
※以上『なお、一歩を進める』より抜粋
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【徳と才】
才能を中心とした人の上に、徳のある人が指導者として立たなければならないと思います。そして、徳のある人は、「才能を愛する」という傾向を持っていただきたいものです。才に秀でた人は、徳のある人よりも数多くいるわけであり、この徳と才とが相争っていては世の中の秩序は出来上がらないのです。
徳ある人は、その徳をもって人々を照らし、そして、自分の周りに、才能のある人、才ある人を集め、実際の実践の面において世の中をよくしていく工夫をすることが必要です。また、「徳は才を愛し、才は徳を尊敬する」という関係をつくっていかなくてはなりません。
この徳と才のバランスをとって秩序を形成することが大事ではないでしょうか。もちろん、徳と才とを兼ね備えたリーダーが出現することは、限りなく大切なことであると思いますが、その両者を兼ね備える人がいない場合には、あえて、徳を上とし、才を下とすることです。
※以上『ユートピア価値革命』より抜粋
※上記は最寄りの幸福の科学の精舎・支部までお問い合わせください。
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編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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