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Winds of Happiness
2026.05.09

【人生いつからでも学び直し】第32回 『北条政子の幸福論 ―嫉妬・愛・女性の帝王学―』

人生の大学院 
~幸福の科学 大学シリーズ~ (#2)

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┃ 2┃Pの書斎より:自分の“分”を知る
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ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。

 自分の“分”を知るとは、自分の実力をわきまえて、分を過ぎた欲を抑え、自分にふさわしい生き方をすることですが、「知」の面から考えると、ソクラテスの哲学の出発点にある無知の知の自覚、“汝自身を知れ”という考え方に通じるものだと思います。そこで、このメルマガのテーマでもある「知」的努力の面から、自分の“分”を知った生き方について考えてみます。

 第一は、真理に対して無知な自分を自覚して「学び続けなければならない」という「知的謙虚さ」を持つことです。知的謙虚さには、人間は「すべてを分かりきることはできない」という認識、神の智慧の前には無力なほど小さな人間としての自覚があります。だからこそ、少しでも向上するために、学び続ける態度が生まれます。

 第二は、自分をよく見せるために「分かったふり」をしない「知的正直さ」を持つことです。たとえば、「理解しているもの」と「理解できていないもの」を明確にし、自分の実感をいつわらない正直さを持つことです。「わかったつもり」は教養の最大の敵の一つだと言われます。なぜならば、それ以上学びを深めようとしなくなるからです。また知的正直さは、本音と建て前を分けるような「ダブル・スタンダード」を戒める態度でもあるでしょう。仏教では「不両舌(ふりょうぜつ)」[=二枚舌を使わないこと]といい、正語[=正しく語る]を勧めます。このように、自分の力量を知り、節度をまもる生き方をすることです。

 第三は、自分の思い込みや偏見などから離れて自己客観視ができないと、自分の過ぎた欲が自覚できなくなりますので、「反省」の習慣化も大切です。『知的正直について』には、人には、ほかの人によく見られたいし、物知りに思われたいという気持ちはあるが、自分をごまかさない精神が大事であり、この知的態度を習慣にしないと伸びていかないと説かれています。つねに自分の欲心を捨て、自己を規律する生き方こそ、向上への道を歩む「自分の“分”を知る」知的態度なのだと思います。

著者プロフィール

金子一之(かねこ かずゆき)
 1964年生まれ。武蔵野大学大学院修士課程修了。1990年より幸福の科学に奉職。現在、HSU人間幸福学部プロフェッサーとして、幸福の科学教学、宗教学を担当。著書に、『宗教対立を克服する方法』(幸福の科学出版)などがある。


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┃ 3┃この感動をあなたに~映画編:『君が最後に遺した歌』
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 先々月、このコーナーの映画編で紹介した『ほどなく、お別れです』は、それぞれの人生の終焉が、とても優しく、心ゆくまで大切に描かれた作品でした。そして、この『君が最後に遺した歌』でも、三木孝浩作品の真骨頂ともいえる「青春」模様と、人生の場面に必ず見え隠れする「死」を通して、人の優しさが描かれています。

 平凡な日常をおくる水嶋春人(道枝駿佑)は、詩を書くのが好きな高校生。ある日、クラスメートの遠坂綾音(生見愛瑠)にその詩を見られてしまいます。春人に詩を書いてほしいと頼む綾音。彼女は文字の読み書きが困難な発達性ディスレクシアという病気を抱えていたのです。そのことをきっかけに、春人の日常は一変。曲作りのひとときを通して、二人は少しずつ距離を縮めていきました。ところが、やがて天性の才能をもった綾音はオーディションに合格。春人は彼女の足枷になることを怖れて、身を引くことを決意します。

 しかし、綾音の本当の気持ちは、作詞が苦手だった自身がつくった「春の人」という言葉に現れていました。やがて春人は彼女の本当の気持ちに気づきます。時を経て、ともに暮らし始めた二人は、幸福な時間を過ごしていましたが、終盤、タイトルが導く物語へと内容が展開されていきます。思いもしなかった10年という短い歳月は、二人にとっては永遠のかけがえのない時間でした。

文責:木藤文人


映画『君が最後に遺した歌』公式サイトはこちらへ
(映画『君が最後に遺した歌』ポスター画像は、https://eiga.com/movie/104601/ より引用)


*** 参考文献 ***

 上野さんは、昨年の後半、月刊「アー・ユー・ハッピー?」(中略)の取材に応じてくださり、「お父さんと伊藤さん」という映画(二〇一六年十月公開)のことなどについて語ってくださいましたが、やはり、気持ちがいろいろと通じるものらしいですね。この方の出演作品はたくさんありますが、主演をしたもののなかに、「陽だまりの彼女」(二〇一三年公開)という映画があります。江の島が出てくる映画です。(中略)

 幻想的な映画で、三木孝浩監督の作品のなかでも、私が好きなものの一つです。私は繰り返し観ました。(中略)私は、邦画を観るときには、いつも、「当会がつくれそうなもので、目指すべきものは、どのあたりかな」と思いながら観ています。そういう意味では、「『陽だまりの彼女』のような映画をつくれたら、宗教団体がつくる映画としては、いちおう合格なのではないか」と思えるので、とりあえず、これを目標にしてもいるのです。

(PP.16-17)

※以上『上野樹里 守護霊インタビュー 「宝の山の幸福の科学」』より抜粋

編集者プロフィール

木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。


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