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第82回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(5)-

|第82回「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(5)- #2

大川隆法総裁は、自著『仕事と愛』のなかで、仕事に命をかける三つの方法として、第三に「感謝する心」をあげています。宗教を学んだ人にとって守護霊や指導霊という目に見えない存在の働きを実感することは少なくありませんが、誰しもが節目、節目で大きな運命のようなものが働いていると感じることでしょう。仏のご加護を感じられるという気持ちは、仕事の本質のなかにある大切な考え方です。

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 世間では「人材の値段」が決まってくるんですよ。いろいろと市場に出て使ってもらっているうちに、「この人は失敗が多いな」と思われると値段が下がってくるし、小さくても成功をたくさん積み重ねていると、「人材としての値段」は上がってくるわけです。

 映画監督になる場合でも、一作で成功したら次の依頼が来て、それも成功したら、また依頼が来て……という感じになると思います。ところが、大失敗をして、大赤字で会社を潰してしまったというような経験があると、お呼びがかからなくなるわけですね。

 このへんは非常に難しいところで、「自分を知る戦い」ではあると思います。ただ、自分の持っている可能性のなかで、幾つかの可能性の要素は見極めておいたほうがいいでしょう。「この道で駄目でも、自分の可能性の要素からすれば、まだこういう仕事もできるな」というものは知っておいたほうがいいと思いますね。

※以上『「天職」を発見する就活必勝の極意』より抜粋
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 「ベンチャー企業の成功の秘訣は人材の定着にある」とも言われていますが、そのとおりだと思います。ただし、組織の規模が急拡大してイノベーションが急がれる場合は、人材の定着よりも適材適所を優先するべきです。したがって、人材を養成するに当たっては、攻めも守りも両方ともできる人に育てることが大切です。

「人の上に立とう」と思う人は、攻めも守りもできるようになり、両方を使い分ける必要があるのです。

※以上『人格力』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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