• 入門書

沈黙の仏陀

ザ・シークレット・ドクトリン

・著者
大川隆法
1,923 円(税込)
・四六判 
・発刊日
1993-11-30
・在庫
ナシ
・発送日目安
翌日(祝・休日を除く)

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【平易な語り口でよみがえった仏教思想の真髄】
2500年もの間、沈黙の中におかれた仏陀の悟り。
その教えを解く鍵は、修行論にあった。

仏陀の悟りとは、こういうことだったのか——。
仏教の教えの本当の意味を明らかにし、悟りを得るために欠かせない修行論について説く。

真実の自己の発見、そして解脱へ。
それはすべての人が取り組むべき人生修行の道。

○仏陀の残した「三法印」——「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」
○自己を否定してこそ本当の自己が現れる——「無我の思想」
○「空の悟り」とは何か——「真空無相」と「真空妙有」
○「戒・定・慧」という三つの修行指針——戒めを守り、禅定を行い、そして
 智慧を得るプロセスの重要性
○心身を調和する「禅」「定」、心を鎮める「止」「観」
○「解脱」「涅槃」の真の意味とは

目次

まえがき

第1章 沈黙の仏陀
1 仏教のなかの修行論
2 仏教の教えの基本-三法印
(1) 諸行無常
(2) 諸法無我
(3) 涅槃寂静
3 釈迦の説いた無我の思想
4 真実の自己の発見
5 涅槃寂静の悟り
6「真空無相」「真空妙有」と空の悟り
7「沈黙の仏陀」の教え

第2章 四弘誓願
1 修行者の立てる代表的な四つの誓願
2 衆生無辺誓願度
3 煩悩無尽誓願断
4 法門無量誓願学
5 仏道無上誓願成
6 総願と別願
7 誓願の二重構造と「利他」への道
8 「上求菩提・下化衆生」へ

第3章 戒律とは何か
1 三学(戒・定・慧)と五分法身
2 戒と律の違い
3 三帰五戒
4 随犯随制と波羅提木叉
5 波羅夷法
(1) 婬
(2) 盗
(3) 断人命
(4) 大妄語
6 僧残法と不定法
7 捨堕法・波逸提法・悔過法
8 止持戒と作持戒
9 大乗仏教の十善戒
(1) 身三-不殺生・不偸盗・不邪婬
(2) 口四-不妄語・不悪口・不両舌・不綺語
(3) 意三-無貪・無瞋・不邪見
10 戒の主体-七衆と近住
11 戒の内容
(1) 五戒
(2) 六法戒
(3) 八斎戒
(4) 十戒
12 時代の救い、理想のサンガとして

第4章 五停心観
1「禅」「定」と「止」「観」
2 心を止める五つの修行
3「不浄観」-貪りの心多き人が修する観法
4「慈悲観」-怒り多き人が修する観法
5「因縁観」-愚痴多き人が修する観法
6「界分別観」-自我が強く驕り高ぶる人の修する観法
7「数息観」-心がよく乱れる人の修する観法
8 五停心観の中心-心を鎮める

第5章 智慧とは何か
1「三学」(戒・定・慧)の「慧」とは
2 慧の種類
(1) 生得慧-生まれつき持っている智慧
(2) 三慧-後天的に得た智慧
a 聞慧-神理の知識を吸収すること
b 思慧-思索によって得られる智慧
c 修慧-修行によって得られる智慧
3 識と般若
(1) 三次元的知性と宗教的知性
(2) 無我の認識と善悪不二の立場
(3) 如実知見
(4) 識は般若を支える足腰の部分
(5) 般若と智
4 この世的観点とあの世的観点
(1) 煩悩を断ち切る力としての般若の智慧
(2) 苦楽中道と般若の智慧

第6章 解脱の意味
1 解脱と涅槃-自由と平和
2 信解脱-疑の克服
3 定解脱-物質的波動の克服
4 慧解脱-無明の克服
5 心解脱-欲の克服
6 倶解脱-煩悩障と解脱障の克服
7 五分法身(戒・定・慧・解脱・解脱知見)

第7章 魔とは何か
1 釈迦の降魔成道
2 魔と「色・受・想・行・識」
3「己心の魔」と「悪魔」の存在
4 悪魔の本質
5 魔に魅入られないための方法-謙虚さと自分の実績の検証
6 一切の魔に打ち克つ決定的な武器-信仰心と精進

あとがき

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  • 偉大なる般若の智慧

     自己と天地万物が一体であるという境地とは、他の人々、社会、国家という一見すれば自己と離れているものを、これを自分の身体の手足の如くとらえられる境地であると思う。すなわち、自分の手足の今の状態がわかるように、他の人々、社会、国家の今の状態がわかる。自分の手足を今どう動かせばよいかがわかるように、他の人々、社会、国家を今どう動かせばよいかがわかる。このためには、よく心の修行に努めて般若の智慧が発現する心の状態を養っていく必要がある。これは、般若の智慧が発現する心の境地になってこそ、可能になってくるのではないだろうか。なぜなら、般若の智慧とは、神(神性)から湧き出てくるものであり、そして神はすべてをおおうものであるから、他の人々、社会、国家のことも真にわかる。根本に、まずこの心を養っていかないことには、真に人の心を救うことも、真に社会、国家を良き方向に導いていくこともできないと思う。ただ、般若の智慧の発揮の仕方は、人それぞれ心の修行の段階によって、初歩的なところから高度なところまで、やはり差はあるようである。

    2023/01/05 無名の戦士さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★

  • どこまでも奥深い

     般若の智慧の教えは学べば学ぶほど、考えれば考えるほど奥深さを感じる。
     日々真理を学び、般若の智慧を養う生活ができるなどは全く稀有なる生活のようだ。喩えれば、これは王様や貴族のような生活ができる人はほんのごく僅かしかいないようなものである。
     この道は本来地位、名声、財産に関係なくすべての人に開かれている道ではあるが、現実にそういう生活が許される人はごく稀であるようだ。

    2022/11/15 いつも太陽は溢れだそうとしているさんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★

  • 最高の仏教書。

    仏教の醍醐味が凝縮された書籍。理論的にも自然体な究極の精密さで書かれているので仏教理論に魅力を感じていた人には特におすすめの奇跡の仏教書であり、それと同時に大いなる暖かい無我なる根本仏の念(おも)いを直裁に感じ取れる愛の極致の一書でもあります!!!

    2015/01/30 SZM-2647さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★

  • 釈尊

    いや、大宇宙の根本仏の人間としての生きる心のコントロールの仕方が、ありありと堅実に書かれています。

    2012/05/31 40代・会社員さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★

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商品情報

沈黙の仏陀

ザ・シークレット・ドクトリン

・著者
大川隆法
1,923 円(税込)
・四六判 
・発刊元
幸福の科学出版
・ISBN
978-4-87688-198-7
・発刊日
1993-11-30
・在庫
ナシ
・発送日目安
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