弟子は佐久間象山、横井小楠!
孫弟子に吉田松陰、坂本龍馬!
西郷隆盛も愛読し続けた『言志四録』、その著者である儒教の大家が特別指南。
現代の情報消費社会の問題点を喝破し、日本に必要な「志」と「智慧」を語る。
▽何をどのように学ぶかで、人生が決まる
▽「学徳」こそ智慧・勇気・行動の泉
▽人間学を深め、心を練り上げる大切さ
■■ 佐藤一斎の人物紹介 ■■
1772~1859年。儒学者。美濃岩村藩士。34歳で朱子学・林家の塾頭となる。その後、幕府から昌平黌儒官(総長)を任命されて朱子学を教えつつも、知行合一を説く陽明学に傾倒。門人に佐久間象山、横井小楠等、その流れに吉田松陰、勝海舟、坂本龍馬等がおり、明治維新の原動力となった。主著『言志四録』等。
◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇
「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。
また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
コラム
目次
1 江戸後期の大儒者・佐藤一斎を招霊する
2 なぜ、「幕府側」と「維新側」両方の人材を育てたのか
3 佐藤一斎が語る「学問の力」
4 現代人に向けて「情報と学問の違い」を喝破する
5 佐藤一斎に「志」と「人間学」の真髄を訊く
6 佐藤一斎が語る「人材の条件」とは
7 日本の「政治・マスコミ・外交」をどう見るか
8 大儒者・佐藤一斎の「偉大なる過去世」
9 「志を持って、自らを磨き込め」
10 明治維新の起点となった佐藤一斎の霊言を終えて
あとがき
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学びの宝庫
これを機に、佐藤一斎先生の地上時代の書も読んでみたが、全く学びの宝庫と言えるものである。今からほんの少し前の江戸時代後期にこのようなレベルの高い教えが説かれていたのかと驚きを感ずる。こうした大著があるというのは、全く日本の誇りとすべきことである。むしろ、こうした偉大な教え、傑出した教えがあるというのに、今ほとんど取りあげられることがないというのは不思議なくらいである。 特に真理の学び、聖人の教えの学びについては、数多く重要な教えが説かれているように思う。幸福の科学の教えを学ぶうえでもきわめて参考になるところが多い。また、いっぽうでは、幸福の科学の教えの霊的視点があればこそ、この教えをいっそう深く理解できるという面もある。一見、佐藤一斎先生の教えは道徳的な教えかと思いきや、なかなか、これは霊的視点をもって読み解いていかないとその奥深いところはつかめないものである。
2022/12/02 学楽さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
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並の学者ではない
地上時代の言葉を見ても、佐藤一斎先生は、明らかに般若の智慧、高級神霊の智慧に通じていたように思う。ああした言葉は、般若の智慧を実体験している者でないと語れないと思う。佐藤一斎先生は、当時、儒学の知識においては、誰もかなわないくらいの知識を持っていたと思うのだが、ただ地上的に知識を積み上げた学者ではなく、その奥にある般若の智慧、高級神霊の智慧の重要さを認識していた学者であったと思う。
2022/11/07 道の途上さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
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若い人に読んで貰い度い一冊である。
予てから、『言志四録(言志録、言志語録、言志晩録、言志耋録)』を読んでみたいと思っていたが、原本が晦渋すぎて理解できなかった。言志晩録の第六十条ー“少にして学べば~”位しか理解できず、夫れに関する著者を読みたくて、遇遇、御社から出版されている御本を見つけ購入した次第です。佐藤一斎の思想的に影響を与えた人物、近江の礎を気づき、明治維新の言動となった数多の逸材達。若い人に読んで貰い度い一冊である。
2016/11/19 新潟県/70代/男性さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
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ケータイ・スマホ世代は読書の時を失っている。
珠玉の様な良書を選び出し繰り返して読み解く。島にいる小・中学校の先生方に言ってやりたい!
2016/10/07 沖縄県/60代/男性さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
商品情報
心を練る 佐藤一斎の霊言
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- 1,540 円(税込)
- ・四六判 175頁
- ・発刊元
- 幸福の科学出版
- ・ISBN
- 978-4-86395-779-4
- ・発刊日
- 2016-04-07
- ・在庫
- アリ
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学問の本質を知るために。
この人がいなければ、明治維新は起こらなかった。
佐久間象山や横井小楠を弟子に持ち、吉田松陰、坂本龍馬、西郷隆盛らにも思想的影響を与え、多くの志士たちを輩出した幕末の大儒者――佐藤一斎が現代の世相について語ったのが本書だ。情報をスマホやネットで反射的にとる現代が、機械によって人間が奴隷化されていると喝破。大切なことは、手軽な情報よりも、自ら得た知識を智慧まで練り込むことだと指南する。学問の本質や知の力を知るうえで珠玉の一冊と言えよう。