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第103回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-時間と経営(2)-

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」

大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。

このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第103回「理想の会社の創りかた」-時間と経営(2)-

 いくつかの時間にまつわる格言をご紹介しましょう。「普通の人間が持って生まれる財産と言えば、時間だけだ」(A・カーネギー)。「時間こそは、最もユニークで乏しい資源」(P・ドラッカー)。「時間を浪費するな、人生は時間の積み重ねなのだから」(B・フランクリン)。「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」(M・ガンジー)。それぞれに、一つの悟りの言葉です。

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 新聞記者や新聞社のデスクであれば、他社の新聞を読むのも仕事のうちでしょうが、企業の経営者が新聞を読んで時間を潰すだけであれば、意味がありません。大して仕事の役に立たないのであれば、時間を限定することが必要です。

 「情報を取る」といっても、無制限にやってよいわけではなく、「必ず成果につながるかどうか」ということを、いつも考えておかなくてはなりません。

 お付き合いについてもそうです。「会社の外部の人と、よくご飯を食べて、お付き合いをしているから、情報が豊富だ」と思うかもしれませんが、「どの程度、それが生産性に結びついているか」ということを考えないと、単に、酒を飲む習慣、おしゃべりをする習慣にすぎないだけのことがあります。成果に結びついていないのなら、その部分を削っていかなくてはならないのです。

※以上『未来創造のマネジメント』より抜粋
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 知識や情報が貴重な経営資源であると考えるならば、一つの技ですが、「多様な知識をどのようなかたちで短時間で吸収し、ポイントを押さえていくか」ということを確立すれば、そうとうなものになるでしょう。「どのようなかたちで、知識の吸収がなされるべきか」というやり方には、まだ努力の余地があると思います。私は、同時並行処理的にいろいろなものを学んでいることが多いのですが、やはり、一日の時間は限られているので、「できるものなら、そういうことをやりたい」と思っています。経営資源としての時間は、みな同じく一日二十四時間しかありません。

 マルクスの『資本論』でもないし、炭鉱労働者でもないので、一人の一時間が、ほかの人の一時間と同じ価値を生むようであっては駄目です。少なくとも、経営者として大きな事業をやっているならば、経営者の一時間が、平社員の一時間と同じ価値しか生まないというのは話にならないのです。

※以上『イノベーション経営の秘訣』より抜粋
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