第150回 シリーズ『未来創造のマネジメント』に学ぶ経営術(1)#2
第1章「未来創造のマネジメント」では、経営は「創造性の高い仕事」だという前提のもとで、創造するために必要な要素が示されています。新しいアイデアを生み出す方法、企業が生き残るための戦い方や価値を創造するための「時間の使い方」など、創造的であるための学びがさまざまに説かれています。
◇-------------------------◇
【朝令暮改】
自分としては柔軟にしているつもりでいても、「よくコロコロ変わる」などと言われるので、松下幸之助氏の言葉を引用したりしたこともありました。
「日に百転す」とか、「君子は豹変する」とか、「『朝令暮改』では遅すぎる。『朝令昼改』だ」などと言っているので、そうしたものを引用して、「松下幸之助は『朝令昼改』と言っている。朝に言ったことと違うことを夕方になってから言う『朝令暮改』ぐらいでは、イノベーションが遅すぎるんだ。朝に言ったことを昼に変えるぐらいの速さが要るんだと、幸之助さんでさえ言っているんだから、『朝令昼改』なんだ」と言っていましたが、実際は、定見がないだけだったかもしれません(笑)。「次の情報が入っていないから困った」と思って変えているだけで、本当は試行錯誤しているだけなのですが、ものは言いようです。
これは、ある意味での言い訳ですが、相手を黙らせる言い方ではあろうと思います。
※以上『帝王学の築き方』より抜粋
◇-------------------------◇
【財務・経理】
特に財務は、基本的に、「お金の出し入れ」と見てよいでしょう。普通は、銀行等の金融機関からお金を借りてくるわけですが、そのお金を返しつつ、さらに利子を払いながら、それ以上の利益を上げることができれば、会社は潰れません。
それ以外にも、給料等の人件費、製造費、購買費、商品を仕入れる費用など、いろいろな費用がかかります。つまり、借金による利払い、元本払い以外に、ものを買ったりする資金や、給料を払う資金等が要るようになるわけです。このようなことを考える部門として、会社が小さいうちは「経理」だけでもよいのですが、会社が大きくなると「財務」という機能が必要になってきます。
この財務的な機能というのは、人体にたとえると、血液の部分にかかわるものです。つまり、お金という“血液”が上手に循環しているかどうかを見ているわけです。心臓から出た血液が、動脈を通り、静脈を通って再び心臓に帰ってくるように、資金繰りがうまく回っていれば、会社という体は死なないのです。
※以上『不況に打ち克つ仕事法』より抜粋
◆-------------------------◆
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
メールマガジン「徳ある経営者になろう」は、2018年11月8日から配信を開始しました。
※月一にて配信中!
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から経営の極意を学ぶ際に活用できる良書を紹介しています。
ぜひ、購読してみませんか。メールマガジンの登録はこちらへ

