人生の大学院
~幸福の科学 大学シリーズ~ (#2)
◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 2┃Pの書斎より:小さな喜びの発見
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。

あるタレントさんが病気になったときを振り返って、健康なときは「面倒くさいな」と思うことも、病気で体が自由に動かせないとき、「面倒くさいことができることはありがたいことだった」と語っていました。
最近、発刊された『あなたの病を癒すヒント』や、箴言集シリーズの『病の時に読む言葉』には、健康なときには気づけない、日常の「当たり前」のなかに潜む「小さな喜びを発見する」ヒントがたくさん説かれています。これは、ほんとうに幸福になるための技法だと思います。
人間の苦しみの多くは、求めても得られない苦しみにあります。それを一言でいえば、奪う愛への執着ではないでしょうか。人が成功を求める理由も、人から評価を得たいという気持ちですし、幸不幸の感覚を左右する人間関係も、愛が充足されるかどうかにかかっています。
この「人から愛をもらえないと幸福になれない」という執着を捨てれば、私たちは、どんな環境に陥っても幸福になれます。
その方法は、「感謝の発見」だと思います。意外に感じるかもしれませんが、感謝は、努力の心から生じます。当たり前と思っているなかに、与えられていることを日々発見するには、それを見出そうとする努力にかかっているからです。不平不満が出るとき、すなわち感謝がないとき、その不幸感覚を他人や環境のせいにし愚痴が出ます。とくに疲れているときや体調が思わしくないときなどは出やすいですし、私も日々格闘しています。
この闘いに勝利するために心がけていることは、毎日「私は幸福です」と言い切る決意です。すなわち、与えられていることの感謝から出発する決意です。すべてを与えられていることに気づくには、信仰が必要です。なぜなら、その与えきりのご存在が、仏であり、創造主エル・カンターレだからです。
日々の小さな喜びの発見の努力は、本物の信仰者としての悟りへの道、自己鍛錬の道であり、自分が見ている世界を美しく変える方法なのだと思うのです。
◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 3┃この感動をあなたに~映画編:『ほどなく、お別れです』
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人の死に立ち会うことは、とても哀しく、そして神聖なる気持ちになるものです。それが身内ともなれば、余計に涙は止めどなく流れます。ところが「死」というものは、生きている以上、誰しもが立ち会う通過儀礼でもあり、さほど珍しいことではありません。この映画は、それぞれの人生の終焉が優しく、また、心ゆくまで大切に描かれた作品です。
就職活動で失敗を重ね、自らの場所を見いだせないままにいた清水美空(浜辺美波)に、突然現れた運命的な出逢い。ある葬儀に参列した美空の不思議な能力に気づいた葬祭プランナー、漆原礼二(目黒連)に、美空は「その能力を活かすべきだ」と誘われます。そう、彼女は亡くなった人の霊とその声を見聞きすることができたのです。右も左も分からない世界に翻弄される美空。一片の隙のない漆原の厳しい指導に心めげながら、しかし、葬儀の場で誰よりも真摯に故人と、その遺族に寄り添う彼の姿勢に、次第に尊敬の念を持ち始めます。美空の前に現れるさまざまに事情を抱えた人々。子どもを身ごもっていた妻を亡くした夫、幼い娘を失った夫婦、離れて暮らす最愛の人を看取ることができなかった男……。深い喪失感に共感しつつ、漆原のアドバイスで、美空は彼らに寄り添い、自分ができることの限りを尽くすのです。
原作は小学館文庫小説賞の大賞受賞作「ほどなく、お別れです」シリーズ(長月天音作)。今、最も注目を集める浜辺美波と目黒連のW主演も話題です。取り巻くキャストも豪華で、若手では盛田望智、新木優子、志田未来、古川琴音、北村匠海、ベテラン勢では光石研、鈴木浩介、永作博美、夏木マリなど。監督には、『僕等がいた』、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『知らないカノジョ』など、青春映画の巨匠、三木孝浩。これまでの作品とは一味も二味も違う全世代へ向けたヒューマンドラマの結晶です。
釈尊の言葉に、「この地上にもまた、何ひとつの偶然もない。すべては、木の葉一枚落つるも、神の法則のもとにある」という言葉があります。因果の理法のもと、免れることができない運命もありますが、神仏の眼差しは一人ひとりの最期の瞬間にまで向けられているのだと思わせてくれる作品です。
文責:木藤文人
映画『ほどなく、お別れです』公式サイトはこちらへ
(『ほどなく、お別れです』ポスター画像は、http://hodonaku-movie.toho.co.jp より引用)
*** 参考文献 ***
「うまく化けて、人を騙せて、『演技がうまかったね』と言われてお金を儲けられる」というのでは駄目なんだと思う。そうじゃないと思う。本当の自分ではないフィクションの自分かもしれないけど、それを徹底的に演じ切ることによって、「何かを知ってもらいたい」「伝えたい」っていう気持ちを心のなかに持ってることが、私は大事だと思うんだよね。それが大勢の人たちを感化することになる。やっぱり、「単に人を騙す目的で演技をしている。また、作品もそういうふうにつくられている」っていうものであったらいけない。作品のなかには、真実がなければいけないと思うんだよね。
(PP.144-145)
※以上『青春への扉を開けよ 三木孝浩監督の青春魔術に迫る』より抜粋
メールマガジン「人生いつからでも学び直し」は、2023年10月20日から配信を開始しました。
※月1回第2土曜日にて配信中!
大川隆法著作シリーズから、主にHSUシリーズを紹介しています。
ぜひ、購読してみませんか。メールマガジンの登録はこちらへ
