人生の大学院
~幸福の科学 大学シリーズ~ (#2)
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┃ 2┃Pの書斎より:継続する力
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ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ プロフェッサーの金子一之さんのコラムをお届けします。

『続ける思考』(井上新八著)という本には、続けることが苦手だった著者が、「続けることが趣味」と言い切れるまでになった克服体験と実践方法が面白く書かれています。
「続けることは変わること」であり「楽しいこと」、小さな一歩を積み上げ、誰にでもできることを誰もやれないぐらい続ければ、それが個性となり武器となるという主張がとても印象的でした。実は「三日坊主」は、ほんの少しの意識の転換で克服できるようになるのです。
その方法を、「幸福の科学教学」からご紹介します。
第一は、努力を継続する時間の目安を設定すること。大川総裁はよく「三年努力してみなさい」と言われます。三年は、物事をマスターしたり、習慣化したりするのに必要な時間です。ですからはじめに、「これは三年頑張ってみる」と決めておけば、三日や一週間で諦めることはなくなります。できれば、一日や一カ月の目標に細分化して、「今はできないが、少し努力すればできる」という身近な達成目安を立てるとよいです。短い時間で達成感が得られ、継続することが楽しくなります。
第二は、「忍耐」の意味を知ることだと思います。大川総裁は、(1)焦らず忍耐して努力を続けることが蓄積をつくる、(2)成功までの忍耐した時期の長い方には、「“いぶし銀”のような光」がある、(3)挫折・失敗などの人生の試練に耐えることで、他人への許し、優しさ、寛容な心、徳が生まれてくる、と指摘されています。人は「忍耐」を通して、神の愛としての時間の意味を学習することができるのです(『エル・カンターレ人生の疑問・悩みに答える 人生をどう生きるか』第3章参照)。
現代は時間の回転が速い時代ですが、楽をして手に入る利便性ばかりを優先すると、魂修行としての努力を放棄させ、時間のなかに込められた神の愛を見失うことになります。
「努力の継続」という時間のなかに込められた神の愛を知ることが、継続できない自分を克服する第一歩になるのです。
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┃ 3┃この感動をあなたに~映画編:『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
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2012年から8年間にわたって、週刊少年ジャンプで連載されていた『ハイキュー』は、累計発行部数6,000万部を誇る大ヒット作です。高校生活の部活で、普通にありそうな日常を、登場人物の繊細な心の動きと言葉をもとに巧みに描いた作品。“スポ根もの”にありがちな人間離れした超絶プレーなども一切なし。リアルな試合の流れのなかで、過去の出来事が走馬灯のように一コマ一コマよみがえっていきます。
舞台は春の高校バレー3回戦。宮城県立烏野(からすの)高校と、東京都立音駒(ねこま)高校、別名カラス vs. 猫の因縁の対決です。二校のライバルの歴史は、監督同士の出会いに始まりました。二校は全国大会で再会するのですが、戦えないままに終わってしまいます。今回の劇場版「ゴミ捨て場の決戦」では、合宿の試合ではない、負けたら即終わりという対戦が実現したのです。
登場人物も個性的で魅力的なメンバー揃い。なかでも烏野の日向翔陽(ひなたしょうよう)と、音駒の狐爪研磨(こづめけんま)の出会いに始まり、刺激し合うなかで、次第に変化する心模様に、感情渦巻く青春時代に思いを馳せる人も少なくないでしょう。
それぞれのメンバーが、お互いを目標とし、ライバルとして切磋琢磨する姿が、爽快感となって心を潤します。幸福の科学の映画ファンには、声優・村瀬歩(日向翔陽役)の聞き覚えのある声も一興。繋ぐスポーツ“排球”(=バレーボール)が、心を繋ぐ人間ドラマとして、忘れかけていた情熱を思い起こさせてくれます。
文責:木藤文人
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』映画サイトはこちらへ
(『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』ポスター画像は、https://haikyu.jp/movie/より引用)
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┃ 4┃新刊案内:『世界を創りかえる 新しい学問の創造』
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●『世界を創りかえる新しい学問の創造』
-地球神信仰が未来文明を拓く-
/大学シリーズ HSU出版会 編
/1,540 円(税込)
(2024年3月発刊)
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2015年に創立したHSU(ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ)は、今年で開学10周年を迎えます。大川隆法総裁は、「「新文明の発信基地」として、「新しい学問を創造する場」としての大学を創りたい(『新しき大学の理念』参照)」と、目指すべき方向性を示しました。
早くも各学部の各分野で成果が現れており、既存の大学とは異なる革新的な取り組みが評価されています。本書では、大川総裁の建学の熱意を紹介するとともに、HSUが探究する学問について、教授陣から熱い言葉が寄せられています。「宗教学」については、本メルマガでお馴染みの金子プロフェッサーも寄稿。一冊のなかに10年の歳月で培ってきた教授陣と学生たちの新しい学問への挑戦の熱意が溢れています。
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