TOP>コラム>Winds of Happiness>第118回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(9)-
コラム
happywinds

第118回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(9)-

|第118回「理想の会社の創りかた」-勤勉なる精神(9)- #2

 「二宮語録」の一つ、「道徳なき経済は罪悪(杜撰)、経済なき道徳は寝言(戯言)」という箴言。自分だけが儲けて、社会に何も貢献できなければ、それは罪であり、また、いくら商品やサービスが良くても、継続できず、社会に貢献できなければ、それは寝言と同じというような意味です。人の役に立ってこその「経営」だということです。

◇-------------------------◇

 成功へと到る道は、それほど難しいものではない。ごくごく単純な方法があると、私は、あなたがたに語っておきたい。しかし、その単純な方法は、継続ということが難しいのだ。

 まず、陽気であれ。まず、積極的であれ。まず、健康であれ。まず、勤勉であれ。まず、すべての人に感謝をする心を持ち、常に努力への道を歩め。このなかに成功の鍵はすべて秘められている。あとは持続だ、継続だ。それができるかどうかが成功者と失敗者を分けるのだ。

※以上『リーダーに贈る「必勝の戦略」』より抜粋
  L 詳細を見る
◇-------------------------◇

 基本的には、「自主的に、創意工夫を凝らして利益を上げ、会社を発展させていく」というほうに、資本主義の原理はあるわけです。「政府が公共投資をし、政府から仕事をもらって、それで食っていく」というのは、一種の補助金で食わせているのと一緒ですから、年金をもらっているのと変わりません。「年金で食っているのを、売上があるように思うのであれば、間違っている」ということでもあるのです。

 ハイエク風に言えば、「小さな政府で、最小限の法律をつくり、それ以外のところは自由にやらせてよろしい」ということです。「それで生き残って、大きくなってくるところが本物だ」ということです。こちらのほうが、基本的には資本主義の精神に合っていると、私は思います。いまだに、「ケインズ型」はなかなか、完全には捨てきれませんし、短期的には、やはり効を奏します。

 二宮尊徳風に、「自分で稼いでお金を貯めて、大きくしていく。質素倹約してやっていく」というのが基本ではあるのですが、なかなかできないものだということです。

※以上『財務的思考とは何か』より抜粋
  L 詳細を見る
◆-------------------------◆

著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




メールマガジン「徳ある経営者になろう」は、2018年11月8日から配信を開始しました。※月一にて配信中!
 大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、経営の極意を学ぶ一時に活用でき、かつ良書を紹介して参ります!
 ぜひ、購読しませんか。メールマガジンの登録はこちらへ

このページのTOP ▲