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第99回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(6)-

|第99回「理想の会社の創りかた」-情報、知識、そして智慧(6)- #2

 海外への渡航経験のある人は、日本という国の良さを改めて認識するとともに、日本の歴史や文化についての無知を反省します。最近では、日本から海外留学をする人が減っていますが、メディアの発達によって海外の情報や知識、技術などが簡単に手に入るというのが理由だといわれます。いずれにせよ、日本と海外の二つの違う視点があれば、人生において違った結論を導き出すようにもなれるのです。

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 「何でもって生き延びるか」ということを考えなくてはなりません。潰れたとしても、すぐ、よそが売るだけですし、値段の安さだけを言えば、もっと安いものが出てくるのですから、厳しいわけです。したがって、絶えざる勉強しかないでしょう。「何が必要とされているのか。どのようなものが、人々のニーズとしてあるのか。あるいは、未来のニーズとしてあるのか」ということを考え、品揃え、サービス、その他において、一生懸命に努力しないかぎり、道はないでしょう。

「厳しい時代ではあるけれども、いっそう智慧が磨かれる時代でもある」というように考えてよいと思うのです。

※以上『社長学入門』より抜粋
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 智慧をつけるには、どうすればよいのでしょうか。それは真理を学ぶことです。これが最優先です。まず知ることです。そして、次には、学んだ真理を実践してみることです。

学び、実践し、さらに付け加えるならば、反省をすることです。よく定に入ることです。反省や瞑想をし、自分自身をよく見つめることによって、知識が智慧に転化するのです。そして、知識が智慧に転化する時に、愚かさというものは消えていきます。

貪欲も、瞋恚、怒りも、もとはといえば愚かさです。人間の悪は「貪・瞋・癡」という「心の三毒」に七割以上は起因しますが、そのなかでも、「癡」、愚かさの部分が、また七割以上を占めることになるでしょう。すべては、ここにあります。すべては「知らない」ということにより起きてくることなのです。この「知らない」ということを、別の言葉では「無明」とも呼んでいます。「明かりが無い」と書きます。明かりが無いから、手探りで生きているのですが、つまずいて転んだり、手を挟んでしまったりするのです。明かりが無いからです。その明かりこそ智慧です。智慧とは真理です。それを学ぶことが、この世のなかを正しく渡っていくために、どうしても大事なことなのです。

※以上『宗教選択の時代』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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