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第79回【徳ある経営者になろう】シリーズ「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(2)-

|第79回 シリーズ「理想の会社の創りかた」-人財という宝編(2)- #2

 大川隆法総裁は、自著『仕事と愛』のなかで「仕事は本来、それ自体が有用なものであり、価値を生み出すものでなければならないという原則があります。」と述べ、仕事に報酬が伴う理由を示しました。もし、いい加減な気持ちで仕事をすれば、報酬をいただくとき罪悪感があるはずです。報酬を「前提として考えねばならないのは、仕事というものは命をかけてやるべきものだということです」(『仕事と愛』より)とは、まさに至言です。

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 変化する組織においては、要求されるものがどんどん変わっていくため、「今、評価されている人が、来年は評価されなくなる」ということがあります。それは必ずしも本人の責任ではない面もあります。求められるものが変わり、カルチャーが変わってくるのです。

 したがって、変化する社会においては、敗者復活が何回でも可能であるような組織をつくらなくてはいけないと思います。勝負は一回切りで、敗者復活のできないかたちで行くと、イノベーション型の組織においては危険もあります。なぜなら、ボトルネックの部分の体系的廃棄が行われることにより、育つ人よりも消えていく人の数のほうが増えてくるからです。発展速度が速いと必ずそうなるのです。

 そのようにして人材が入れ替わってくることは、正しいことなのです。それは発展している証拠であり、そうならなければ、「発展していない」ということなのです。

※以上『社長学入門』より抜粋
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 「人は資本」ということが基本です。日本の最大の資本は何であるかというと、それは「人」です。人しかないのです。人を教育し、「どのような考え方を持つか。どのように生きていくことを目指すか。どのような成果を遺して、この地上を去るか」ということを、きっちりと教え込むことが極めて大事なのではないかと思っています。

 今日の演題では人財を「人の財」と書きましたが、本当に「宝」だと思って人を育てるしかないのです。日本の人口はかすかに減り始めてはいますが、まだ微小なものなので、人財自身を鍛え、もっともっとレベルの高いものにすることによって、人口の多い国や地域の大きな国、資源の豊富な国とも十分に競争していけるようにしなくてはなりません。世界のリーダーとして、わが国の行く末を引っ張っていける人財を、数多くつくっていくことが大事なのではないかと思います。

※以上『自分の国は自分で守れ』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]






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