|第35回 経営者の器量〈11.クリエイティブパワーが経営者の条件~その2〉#2
前回は「クリエイティブパワーが経営者の条件」をテーマに、経営者にとっての必須条件が“創造性”であることを学びました。創造性の前提として、イマジネネイティブ(想像)があり、その先にクリエイティブ(創造)があること、また、世間の固定概念の縛られることなく、自由な発想でアイデアを描くことの大切さを学びました。
人類の歴史を築いてきたのは、ほかならぬ私たち自身であり、それは確かに「創造」に歴史だったのです。
今回も引き続き、創造性と経営の関係を考察します。
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会社の経営者でも、新しくビジネスをつくっていく経営者などは、非常に創造性の高い仕事をしていると思います。
こういう人たちは、みな非常に創造性が高いと思いますが、それだけではなく、「基本として、なすべき努力」を当然、行ってきているのです。その上で、さらに、「違う角度から物事を考えてみる」ということが大事です。「引っ繰り返してみる。大きくしてみる。小さくしてみる。逆にしてみる。そのように、いろいろな努力をしてみると、どうなるか」ということを考え、それを行うと、思わぬ効果が現れてくることもあるのです。
※以上『創造的人間の秘密』より抜粋
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たいていの場合、創造の陰、舞台裏には「数限りない失敗の山」があるのです。
そこは、「成功したければ、その二倍、失敗せよ。三回、成功したかったら、六回、失敗せよ」と言われるのが当たり前の世界です。あるいは、三倍ぐらい失敗してもおかしくはありません。創造の面において成功するまでには、ものすごい失敗の数が、その前にあるのです。
「失敗は、ある意味での先生役である」と言えます。失敗は、自分の人生において、個人的な家庭教師の役割を果たしてくれています。
「あなたの失敗」は、本当に、「あなたにとって必要なこと」を教えてくれている場合が多いのです。ほかの人にとっては何の役にも立たないことであっても、その人にとっては実に重要なことを教えてくれている場合があるのです。
※以上『経営とは、実に厳しいもの。』より抜粋
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著者プロフィール |
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。 |
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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