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第19回【徳ある経営者になろう】ホスピタリティの根源にあるもの〈前編〉

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するためのとっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。

大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、
経営の極意をつかんでください。

※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部を紹介しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※『人格力』より抜粋
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|第19回 ホスピタリティの根源にあるもの〈前編〉

いよいよ東京2020オリンピックの開催が来年に迫ってきましたが、オリンピック招致のプレゼンで有名になった「おもてなし」の言葉は、今や世界の共通言語になりつつあります。
どのような職業の立場においても、目に見えないところで、さりげないサービスや心遣いが見られますが、企業が求めるホスピタリティや、その根源にあるものについて、二回にわたって学びたいと思います。

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 サービス精神というものを、何か、軽薄なこと、上っ面だけのこと、あるいは金儲け主義のように捉える人も多いでしょう。しかし、サービス精神の奥にあるものは、やはり愛の心だと思います。

 自分の仕事を機縁として、より多くの人々に満足していただき、「よかった」と言っていただく。こうした精神で仕事をするのは大事なことです。

 他の人々を気遣う心。真心を込めて仕事をすること。仕事に誠意がこもっていること。これらは大事なことです。したがって、何か一つでも人に愛を与えんとする人は、まず、自らの日々の仕事のなかに真心を込めることです。

 「きめ細かさも愛である。そして、愛には、『他の人の要請を見失わない』という、賢明なところがある」ということを、どうか知っていただきたいと思います。

※『仕事と愛』より抜粋
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 マニュアルというのは、標準的な人をつくるためのものであり、実際に、マニュアル主義で仕事をすることも多いのですが、それだけでは、もう一歩を踏み出し、顧客に感動を与えるサービスは出てきません。もう一歩を踏み出したサービスは、やはり、個人の心から出てくるものなのです。

 「お客様のことを考えているのだ」という気持ちを、言葉や態度で伝えることです。そうすれば、どんな業種の会社であっても伸びていくはずです。その点に気をつけないと、顧客から離れて単なる合理主義的な考え方をしたり、業績の数字だけを見て考えたりしがちになります。

 基本的には、最初に組織を立ち上げたり、小さな会社を大きくしたりするためには、ものの考え方や道理をつくり、マニュアルにして社員に勉強させることが大事ではありますが、それだけでは、やはり仕事やサービスが標準レベルを超えることができず、同業他社が多数ある場合には勝ち残れません。「感動を与える」というところまで、踏み込まなければいけないのです。その感動は、やはり、個人の気持ちから出てくるものです。

※『経営入門』より抜粋
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