起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するための
とっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。
大川隆法総裁の経営書シリーズから学び、
経営の極意をつかんでいきましょう。
このメルマガでは、毎回テーマを設け、
大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋より、経営の極意をつかむべく、
ヒントを配信しています。
※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(月一配信)の一部をバックナンバーとして掲載しています。
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徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。
※以上『人格力』より抜粋
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第135回 シリーズ『経営者マインドの秘密』に学ぶ経営術(4)
第4章は、「二宮尊徳流経営サバイバル術」です。この章の重要なポイントは、統制経済の復活や全体主義化の傾向のなかで、ゼロから富をつくっていくための大切さや、仕事の見直し、ダム経営などについて、二宮尊徳流の経営術が説かれているところです。第4章のキーワードから関連する経典を紹介します。
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【統制経済】
統制経済、すなわち、国家が経済を一元的に統制できる状態とは、どのような状態かというと、いちばん分かりやすいのは戦時経済です。戦争の時代は、国家が経済を完全に支配する時代なのです。そういう体制の下では、国家が、自分たちの好きなように税金を集め、好きなように使いますし、人々の職業の自由を奪い、好きなように人を動員し、国家が使いたい方向に人を振り向けていきます。
そして、そこにあるのは「配給制」です。そこでは配給制型の政治経済が行われるのです。配給制とは割当制です。「食料や衣類、住居などを、全部、割り当てで決める」というものであり、国あるいは地方自治体という、“お上”のほうが、衣食住のすべてを管理するスタイルです。これが統制経済です。
そして、だいたい、「信教の自由」もなくなってきます。
※以上『政治の理想について』より抜粋
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【財政再建】
「本当の意味で、企業の景気をよくして、日本経済を成長させ、日本自体の体力をつける。そうしたなかで、当然ながら税収も伴ってくるのだ」という考え方を取るのか、「財政再建のほうが先で、とにかく政府を潰れないようにすることが大切なのだ」という考え方を取るのか。基本的に、こうした二通りの考え方が戦っているのです。
官僚を中心に、政府の側の考え方は、どちらかといえば後者です。当然、自分たちの給料にも関係することではあるので、「財政再建派」が長らく実権を握っているわけです。
※以上『忍耐の時代の経営戦略』より抜粋