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第39回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈15.経理的側面から見た経営~その2〉

起業家として新しいビジネスを始めたい。生涯現役、第二の人生を開きたい。
ただの経営者ではなく、真理を実践する“徳”のある経営者になりたい。
そうした目標を達成するためのとっておきのメールマガジン「徳ある経営者になろう」。

大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、
経営の極意をつかんでください。

※当記事は、メールマガジン「徳ある経営者になろう」(隔週配信)の一部を紹介しています。

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 徳なるものは必ずあるものです。
それをみなさんにわかるようなかたちでご説明するならば、自分が生きてきた時間のなかで、自分のことより他の人の幸福のことを考えた時間のほうがはるかに多い人のことを、「徳ある人」と言うのです。
徳がある人というのは、他の人びとへの愛の思いを持ちつづけてきた人のことを言うのです。

※以上『人格力』より抜粋
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|第39回 経営者の器量〈15.経理的側面から見た経営~その2〉

これまでに先見性や創造力、常勝思考、財務などについて数多くの論考に学びました。
「経営者の器量」としては最終回になる今回は、前回に引き続き「経理」の観点から経営者の条件に迫ります。将来、企業を考えている人にとって「経理」は帝王学として必要な教養であり、また、「経理」の視点を欠くと黒字倒産の怖れもあります。
「経営者の器量」としての「経理」の視点をさらに探ります。

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 会社が大きくなる前に、経営危機が、まず内部で起きるのです。これは、「信用できる人をつくれるかどうか」という問題です。

 最初は親族あたりを使って会社をやるわけですが、奥さんや叔父(伯父)さん、兄弟、親、子供などを使ってやる場合でも、能力の問題はどうしても出てきます。親族であればあるほど、その能力に関する査定がしにくいというか、厳しいことになりますし、いったん与えた権限を取り上げるのも難しいことになります。

 では、身内を信じないで、他人のほうに金庫の鍵を預けたり、通帳や印鑑を渡したりできるかというと、やはり、それなりに怖さがあります。

 ここでは「人物運」もあると思います。「いかに、信用できる人を引き寄せられるか」というところも、運もあるとは思うのですが、やはりその人が発しているオーラに引かれて来るものがあるのです。

※以上『「実践経営学」入門』より抜粋
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 会社には、「攻めの時期」と「守りの時期」が必ずあるので、経営者は、「今、どちらの時期にあるのか」ということを判断しなくてはなりません。

 発展期には営業を強くし、不況など、いろいろな問題が起きてきたときには、法務、総務、人事、財務、経理などを強くして、守りを固める、そのような使い分けが必要です。

 事業には必ず波があるので、会社のトレンドが今どこにあるのかを考え、上げ潮のときには攻めの人を中心にし、逆のときには守りの人を中心に使うことが大切なのです。

※以上『人格力』より抜粋
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