第142回 シリーズ『富の創造法』に学ぶ経営術(3)#2
第3章の「経営者マインドの確立」は、2回にわたって考察します。本章では、国家と世界情勢が経営にどう関わるかというのがテーマです。前半は社会の変化やその実体を見抜き、立ち返るべき原点とともに、経営者が考えるべき「国富を増やす方法」について言及しています。
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【仮想通貨】
二〇〇〇年以降は、森首相が「イット」と読んだITが流行って、おそらく、ITバブルとなり、一回はこれは破裂しています。ホリエモンや村上世彰さん等を逮捕したあたりで、一回、検察庁の動きで破裂していると思うけれども、またもう一回、盛り返していると思います。
リーマン・ショックという、二〇〇八年のアメリカの「損失隠しの債権みたいなものを世界中に売りさばいて、この損がどこに行っているか分からないようにしてしまう」という金融工学を使ったバブルがありました。当初の人は、それは儲けています。それを売りさばいて儲けていますけれども、最終的にはリーマンが潰れて、まあ、「世界恐慌」ともいまだにいわれているものですけれども、かなりのリセッション、経済後退が起きて、日本にも来ました。そういうことで、このバブル崩壊は何度も何度も繰り返し起きていますが、次はやはり仮想通貨のバブル崩壊が来るのは確実だと思います。
※以上『経営者マインドの秘密』より抜粋
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【国富】
資本主義においては、やはり「富の集中」が非常に大事であって、「富が集中しないと大きな事業ができない」ということは、ここ百年余りの歴史のなかで、当然、起きてきていることです。
富の使い方をよく知っている人のところに富を集めたほうが、この世の経済原理はうまく働くことが、経験則上、分かっているわけです。「財閥は悪だ」という見方もあるかもしれませんが、「財閥をつくれるような人のところに富が集まることによって、大きな会社ができ、大勢の人を雇えるようになる。そして、大きな仕事ができるようになり、国富が増えていく」という考えもあるので、このへんの兼ね合いは、実に難しいところでしょう。
※以上『「未来創造学」入門』より抜粋
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編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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