病の時は、反省と感謝のとき
「人々よ 病に負けるな 病の時には 病を最大限に利用せよ
あなたはまず反省の時間を得た この時に哲学者にでも
詩人にでもなれるではないか
病の時間を利用して長編小説を構想し 大作家にでもなればよい」
(『人生に勝利する詩』講義より)。
人は自ら苦しみや悲しみを経てこそ、苦しんでいる人や悲しんでいる人にやさしく寄り添うことができるのです。
◆◇目次◇◆
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1 癒しシリーズ:「精神・神経」多重人格
2 ドクター秋子の「ちょこっと健康法」:腸内環境を整えよう①
3 心に問いかける一言:9つ目
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┃ 1┃癒しシリーズ:「精神・神経」多重人格
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「多重人格」は、一人の体のなかに複数の人格が存在する精神疾患で、正式には「解離性同一性障害」と呼ばれています。かつて、アメリカで24人の人格をもつとされた連続暴行犯ビリー・ミリガンが話題になりましたが、彼の場合、27歳の基本的人格のほかに、8歳の少年、16歳の縄抜けの達人、18歳の不可知論者、19歳のレズビアンなどが存在するとされました。
その医学的な解釈として、耐えられない状況が目の前に展開したとき、心のダメージを避けるために、感情や記憶を切り離して自分のことではないと思うことで出現するとされています。そして、その多くの場合が幼少期に受けたイジメや虐待、事件や事故によるトラウマが原因だとされます。治療法としては、信頼できる医師を見つけ、カウンセリングを受ける。また、抗精神薬や抗うつ薬、抗不安薬などの処方がありますが、このあたりで現代医学や心理学の限界が見えてきます。
幸福の科学の仏法真理では、その原因の一つとして、憑依霊によるものはかなりあると判定しています。憑いている霊が強ければ、本人の魂を追い出してしまうことで、別の人格が現れてきます。ところが、憑依霊は長く憑いていられないため、本人の気分が変われば、また違うものが出入りし、その結果、五人、十人……と何体もの魂が入れ替わり立ち代わり入ってくるのです。まさに心の問題であり、幸福の科学の仏法真理に素直に耳を傾けてほしいと思います。心のなかの原因を探り、間違った思いと向き合わなければ、根本的な解決はないのです。
参考書籍:『真実の霊能者』
文責:木藤文人
「多重人格」の病気についての書籍抜粋
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〈本文より抜粋〉
霊言というものを、私は「実体験」としてやっていて、「私自身の考えや心や魂ではなく、他の人格を持った人の霊が私のなかに入ってきて、その人の人格での言葉を話す」ということを実体験しているのです。これを、医学的にどう説明するのかは知りません。病気の一つとして、人格の変化とか、多重人格とか、そういうことは現象的にはあります。なかには、二十四人の多重人格というケースも報告されていますが、一般的にそれは憑依であると私は思います。
いろいろな霊に憑依されている状態であり、取り憑いている霊が交替で出てくるのだろうと思うので、私のように、意識的にコントロールして、霊を呼んだり出したりしていることとは同じではないと考えています。人格が変わる現象自体は、心理学的にも医学的にも認定されていて、人格が変わることについて、「いろいろな人格が住んでいる」という表現を使うことはあっても、「いろいろな魂が住んでいる」という表現には、なかなか、すっとはつながらないものがあります。
(PP.63-64)
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〈本文より抜粋〉
この世の世界には不成仏霊たちがたくさんいます。それ以外に、地獄界も、この物質世界のあり方が非常に投影されている場所としてあります。この世でかき立てられた妄念、欲望の想念を素材として、でき上がった世界です。その世界の住人は、この世の欲望の想念を発信している人の心と同通します。そのため、この世の人が心の蓋を開ければ、地獄界から悪霊が入ってくることのほうが、よほど簡単なのです。酒浸りの生活など、目茶苦茶な生活をすれば、悪霊は入り放題になってきます。
みなさんは、別のかたちでの“霊能者”というものを見ているはずです。酩酊し、霊に憑依されて、おかしくなっている人や、精神に異常を来して病院に入っている人のなかには、事実上の霊能者になっている人も多いのです。天使が入っても、行動がおかしくはなりませんが、地獄の亡者や、この世でうまくいかなくて自殺したりした人の霊などが取り憑いている人の行動は、おかしくなってきます。そのため、そういう人は隔離されたりしているのです。そのような霊現象は起きています。
(PP.202-203)
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