誰も教えてくれない本当の終活 (#2)
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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:「遺言、事業承継」編
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

企業の経営者は、単純に財産を相続するというわけにはいきません。事業を受け継いでいくことを「事業継承」や「事業承継」などといますが、一般的に「継承」という場合は、会社の経営権、経営資源、物的資産を引き継ぐことを言い、「承継」という場合は、それに加えて、経営のノウハウや事業精神などを仕事として受け継ぐことを言うようです。ですから本来、遺言書一つで引き継げるようなものではありません。生前から後継者を選び、育てることからを含めて専門家に相談して、しっかりと準備をしておかなければなりません。
会社や商売の規模によって考え方は様々ですが、元気なうちから計画的な“終活”が必要です。しかし、共通して言えることは、事業は目に見えるものだけを相続するのではなく、起業の精神や理念をつなぐこと、そして取引先やお客様に対して、事業を「継続する」ということを考えていただきたいのです。もし、自分の代で会社をたたむつもりであったとしても、遺族に放り投げるようなたたみ方にならないようにしていただきたいと思います。
そうでなければ、「遺言」として遺したとしても、受け切れず放棄されてしまうことも多いのです。せっかく築き上げた事業、あるいは先代から受け継いだ仕事を大切に受け継いでいく。そのためには、事業承継をする相手は身内ばかりとは限りません。有能な社員のなかから、あるいは、受け継いでくれそうな他の企業へつなぐという選択もあります。
いずれにしてもその日は必ず来るので、準備を怠らないようにしていただきたいと思います。
相続診断士:田中稔之
◎―― 田中講師:セミナーの
お知らせ ――◎
「終活セミナー」
テーマ:(「幸福の科学」の)葬儀・法要の素晴らしさ(要予約)
◆日時: 2024年11月27日(水)14:00~
◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)
TEL 03-3457-1757
最寄り駅/渋谷駅「新南改札」より徒歩7分
◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『心の挑戦』より
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●『心の挑戦』
―宗教の可能性とは何か
/大川隆法(著)
/1,923 円(税込)
(1994年9月発刊)
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このように自分自身の過去をふり返って反省をしていくと、思わず知らず涙が出てきます。教えられたわけでもなく、そうしなさいと言われたわけでもないのに、反省の心、懺悔の心、慙愧の念いから、自然に涙が流れてくるのです。それは、みなさんが仏性というものを備えているという何よりの証拠なのです。この世的に見たら、悪人といわれる方もいます。極悪非道といわれる方もいます。
いろいろな方がいますが、そういう方でも、自分自身の過去の思いと行ないをふり返って、「ああ、なんとバカな自分であったか。愚かな自分であったか」ということに思い到りますと、ハラハラと涙を流します。すべての人に、そういう自己反省の心、自分の愚かさに気づくという才能があること自体が、万人に仏性が宿っているということにほかならないのです。(中略)
それは実は、自分が間違っているということを知るためのモノサシ、判断の基準を、本来、心の奥底では知っているということなのです。自分が間違った生き方をしているということ、そのモノサシに反しているということを知っているから、それに気づいたときに涙が流れてくるのです。
(『心の挑戦』より抜粋)
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