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第68回【徳ある経営者になろう】Think Big 経営 <中編>

|第68回 Think Big 経営 <中編> #2

 「着眼大局、着手小局」という言葉は、紀元前3世紀頃の中国の思想家であり、儒家であった荀子の言葉です。物事は大きくとらえて本質を理解しつつ、その後は、小さなところから実践していくという教えです。前回に引き続き、Think Big経営について、学んでまいります。

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 幹と枝葉を見分けられること。あるいは、普通の人が考えないようなところまで徹底的なこだわりを持っていること。

ここ一番のとき、リスクを取るだけの踏ん張りと、勇気、大胆さがあること。

成功しても謙虚であり、さらに厳しい目標を持ち、乗り越えようとする気質を持っていること。

自分の仕事以外にまで責任の範囲を広げて考えられること。

夢を実現していくために、目標を立てて、具体的に詰めていけること。

※以上『稼げる男の見分け方』より抜粋
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 トップにとって、嫌な情報は聞きたくないものでしょう。そのため、周りの人たちは、だいたい、「よい情報だけを上げて、嫌な情報は上げない」という態度を取りがちです。

 ただ、「それで会社全体が生き残れるかどうか」という判断はしなければいけません。危ないと見たら、何としてでも、上まで情報を届けなければいけないのです。このときに、トップとしては、もちろん、ショックを受けるし、動揺もするでしょう。しかし、経営者や経営指導者は、日ごろから、それに持ち堪える「胆力」を養わなければいけません。

また、経営においては、初めて経験するような難問が次々と出てきますが、それに対応するためには、前述したように、日ごろから、幅広く網を張りつつ情報を集め、考えを練り、瞬時に解答を出す能力を磨くことです。いろいろなものに即応態勢を取れるようにしておくことが非常に大事なのです。

※以上『社長学入門』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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