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第64回【徳ある経営者になろう】法シリーズに学ぶ経営成功学(8)

|第64回 法シリーズに学ぶ経営成功学(8) #2

 アメリカのマーケティング・コンサルタントとして知られるダン・S・ケネディ氏が、その著書のなかで、アメリカの富裕層を無作為に10人選ぶとすれば、そのうちの7人の本棚には、『Think and Grow Rich』などのお金持ちになるための書籍が並んでいるだろうと述べています。長年、読み継がれてきている古典には、それだけ大きなパワーが秘められているのです。引き続き、大川隆法総裁の法シリーズから、今世と来世を架橋する成功理論を改めて学びます。

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 幸福の科学の経営系セミナー等で勉強されている方には、会社経営をしている方が数多くおりますが、同じ経営セミナーで話を聴いても、そこから引き出すものは人によって違うわけです。ある人は、「集中戦略」のところをよく聴き取って、品揃えを売れ筋のものに絞り込み、大量に仕入れることによって値下げを実現し、「どこの店よりも安い」ということで大量に売って、利益をあげています。

 別の信者の会社では、いろいろなものに手を出すわけではなく、ある種のものについては品揃えを非常に豊かにし、「そこに行ったら、何でもある」という状況にしています。

そのように、私の話を同じように聴いても、違うところを選び取って、会社の戦略に使う人はいるわけなのです。このあたりのところには、まだまだ工夫の余地があるのではないでしょうか。

※以上『智慧の法』より抜粋
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 不幸との対決の仕方については、私が学生時代に読んだ文章のなかで、心に残っているものがあります。

 そこには、若くしてリンゴ園の経営を始め、二十代でかなりの成功を収めた青年と、下村湖人が交わした問答が書かれています。「リンゴ園の経営を始めてから、一番つらいと思ったことは、何でしたか」という問いに対し、その青年は、「この仕事を始めた最初の年に台風に襲われ、せっかく育てたリンゴがむざむざと地面にたたきつけられるのを見て、今にも気が狂いそうでした」と答えています。しかし、その青年は、自分の“考え方”を変えることで、その後は台風が来て被害が出ても、つらいと思わなくなったそうです。

「台風は自然現象だ。毎年吹くものと覚悟しなければならない。リンゴが吹き落とされるのは天意にかなっていないからなのだ。天意にかなったリンゴなら必ず梢に残る。現に、どんなにひどい台風にも吹き落とされないリンゴが、必ず幾つかあるではないか。私は、そう考え方を変えたのです」。やはり、こういう気持ちが大事なのです。

※以上『勇気の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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