TOP>コラム>Winds of Happiness>第62回【徳ある経営者になろう】法シリーズに学ぶ経営成功学(6)
コラム
happywinds

第62回【徳ある経営者になろう】法シリーズに学ぶ経営成功学(6)

|第62回 法シリーズに学ぶ経営成功学(6) #2

 ナポレオン・ヒルは「マスター・マインド」、つまり、二人以上の同じ志を有する者の集まりという言葉の重要さをアンドリュー・カーネギーから学びますが、カーネギーはそれを “聖書”から取り入れたものだと語ります。「マスター・マインド」とは、人間がつくったものではなく、宗教的真理に基づく原則だったのです。引き続き、大川隆法総裁の法シリーズから、今世と来世を架橋する成功理論を改めて学びます。

◇-------------------------◇

 構造的な赤字部門は縮小していき、そこの予算や人員をシフトして、黒字の部門を強化していく必要があります。それから、不況期には投資の仕方が非常に難しく、一般的にいって、会社の売上額の二○パーセント以上の投資は危険です。

 一見、撤退に見えることや、一見、消極的に見えることのなかにも、実は、発展の芽はあるのです。「資金や人員のむだな投下をやめ、無謀な計画を中止し、健全なところに絞り込んでいく」―これは植木の剪定のようですが非常に大事な考え方です。人間はどうしても目先のことに注意が行き、戦線が拡大していくので、気をつけなくてはならないのです。どれほど強大な軍隊であっても、兵線が伸びきると危険です。

 戦いに打ち勝つためには、優秀な指揮官のもとに戦力を集中させ、最も重要なところを突破していくことが大事なのです。

※以上『繁栄の法』より抜粋
  L 詳細を見る
◇-------------------------◇

 商売においては、なかなか難しいとは思いますが、できれば無借金経営に持っていく努力をしてください。無借金経営をしていて首を吊った人はいないのです。

 経営者の自殺の原因は、ほとんどが借金です。あとは、脅迫をされたりして、追い詰められて死ぬ場合もあります。したがって、「借金は悪である」と思ったほうがよいのです。

 年商が一億円ならば、借金は二千万円ぐらいまでに抑えておくことです。借金が、二千万円を超えて、五千万円、六千万円、あるいは、年商と同じ一億円ぐらいの金額になったりしたら、借金を返せなくなります。できれば無借金が望ましいし、それができないなら、借金は年間の売り上げの二割程度までに抑えてください。

 借金をつくる原因は、ほとんど、見栄による事業拡張や投資、あるいは、先見の明がなく見通しを誤ることです。もちろん、急激な環境の変化によって売り上げが減る場合もあるでしょうが、できるだけ無借金経営を願ってください。

※以上『生命の法』より抜粋
  L 詳細を見る
◆-------------------------◆

著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。
1956年、徳島県生まれ。東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




メールマガジン「徳ある経営者になろう」は、2018年11月8日から配信を開始しました。※隔週にて配信中!
 大川隆法総裁の経営書シリーズ抜粋から、経営の極意を学ぶ一時に活用でき、かつ良書を紹介して参ります!
 ぜひ、購読しませんか。メールマガジンの登録はこちらへ

このページのTOP ▲