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第14回【徳ある経営者になろう】富を生む力、勤勉の精神〈後編〉

|第14回 富を生む力、勤勉の精神〈後編〉#2

日本人のもつ勤勉の精神は、かつて戦後の苦境から奇跡的な高度成長期を生み出したことは間違いないでしょう。
富を生む力、勤勉の精神〈前編〉では、未だ脱却できずにいる現在のデフレ時代において、「勤勉」や「熱意」が道を開くということを学びました。
さらに、日頃の誠実で勤勉な生活態度が、“悪いインスピレーション”を遠ざけ、自分の運命を良い方向へと導くということも理解できました。

〈後編〉では、ご論考を通じて、神仏の世界、霊的世界から見た「勤勉の精神」にまで迫ってみたいと思います。

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 勉強をしていると、悪魔等が近寄りがたくなる面もあると述べました。この勉強において一定の「精進の気持ち」が加わると、さらによいと思います。特に、精神性の高いものや、道徳性・倫理性の高いものなども織り込みながら勉強することが大事です。

 二宮尊徳的な「積小為大」の考え方を持って、勤勉に働いていくのは大切なことです。

 やはり、コツコツと勤勉に誠実な仕事をする人、「世の中のためになる」ということを願いながら仕事を積み上げていって、成功を目指していくような人は、はっきり言って、悪霊が付き合いたくないタイプなのです。地獄の悪霊たちは、こういうタイプが極めて苦手です。

※『真実の霊能者』より抜粋
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 魂というものは本質的に勤勉にできているのであり、怠けるようにはできていないのです。だからこそ、ときどき、休みたくなり、さぼりたい気持ちにもなるのですが、そうした怠惰な気持ちでは長い年月を耐えられないようになっています。

 すなわち、魂は本質において生産的であり創造的なのです。これが魂の性質です。「私は仕事がきらいだ」という人は多いのですが、そうした人たちから実際に仕事を奪ってみると、彼らはまた困るのです。

 魂そのもののなかに熱心に仕事をする勤勉さという面があるのですから、人間はやはり向上を目指していくしかないのです。不完全な仕事ばかりしていて満足できる人はいないのです。魂が満足し、やすらぎや喜びを得るためには、より完全な仕事を目指して努力していかねばなりません。そうした意味において、魂というものは、あるいは人間の本質というものは、永遠の旅人なのです。

※以上『永遠の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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