政治とは、この世の現象として現れてくる具体的な活動ですが、そのもとにあるものは、やはり、何といっても、政治哲学、理念、あるいは基本的なものの考え方や価値観です。そういうものが投影されて、現実の政治的な活動になってくるわけであり、その意味で、政治思想、政治哲学というものは非常に大事です。このバックボーンのところが、どういうものであるかによって、現実に現れてくる活動や行動が大きく変化してくるのです。
※以上『政治の理想について』より抜粋

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● 2010年以降に急速に進化
● AIの目的は“人減らし”
● AIの危うさと限界
● 事件に見る思考の退化
● 魂としての進化
● 「考えて、考えて、考える」
● 今、読み返したい この一冊!
報道
AIの進化が止まらない。ここ数年で生成AIの精度は加速度的に向上し、専門タスクに使えるレベルに達した。そのなかで、米トランプ大統領は、高度な人工知能(AI)の規制強化に向けた大統領令に署名。当初、政府がハイテク産業に干渉すべきではないと主張していた同氏によるAI戦略の転換を示している。これによって主要AI開発企業に対して、モデルが一般公開される最大30日前に、政府機関の審査が可能になった。「REUTERS 2026.6.2」
2010年以降に急速に進化
AIの歴史は意外に古く、1960年代に遡る。アメリカやイギリスでスタートしたとされるが、当時は簡単なゲームレベルで終わった。1980年代に第二次ブームが起きるが、ここでも人間による知識のインプットは欠かせなかった。転換点は2010年以降で、AIが自らインターネット上の膨大な情報を学習し、推論する「ディープラーニング」が始まる。その後、AIが2012年にプロの将棋棋士に、2016年にはプロの囲碁棋士に勝利し話題となった。
AIの目的は“人減らし”
そもそもAIが進化する理由は、人員の削減にある。基本的に正規雇用を減らし、非正規雇用を増やす。工場では人が誰もおらず、ロボットやAIが働いているという状況だ。雇用削減への方向については、先の衆議院選挙で11議席を獲得したチームみらいの安野氏が、「AI失業」が国を左右する重要な論点になると語っている。ちなみに「Chat GPT」に質問したところ、データ入力オペレーター、一般的な翻訳家、銀行の窓口担当、コンビニ店員、タクシー運転手、不動産仲介業をはじめ、税理士や会計士などの士業が10年後に激減する職業としてランクインした。
AIの危うさと限界
一方で、AIの限界を懸念する声も少なくない。ある妊婦が赤ん坊を出産する前に、検査で癌を告知された。人工知能(AI)は、子どもを堕胎し、治療に専念することが最善策だと提示したのだ。しかし、妊婦は出産後に治療しても大丈夫だという直感に従い、無事に出産、その後、癌と闘い完治した。彼女の母親としての自覚、「何があってもわが子の行く末を見守りたい」という固い決意を、AIは理解できなかったのだろう。宗教的なことを言えば、キリスト教の〝自己犠牲の精神〟など、AIに分かるはずはない。
事件に見る思考の退化
最近、日本ではAIによる事件が起こった。プロ野球チームの監督の暴力に対して、娘が「Chat GPT」に相談、児童相談所を経て、結果的に父親である監督が逮捕されたという事件だ。もちろん暴力は肯定できるものではない。その後、通報した本人がいちばん驚いているという報道があったが、こうした結末を予想できなかったことにむしろ驚きを隠せない。あるネット記事が「AIには、“まあまあ、ここは落ち着いて”という選択肢がない」と書いていたが、さもありなん。現代はスマホで気軽に情報を取れる時代だが、そうしたことで人が「考えなくなった」ということをむしろ憂慮する。
魂としての進化
人間は地上生活において、まず「感性」が養われる。「楽しい」や「悲しい」といった感覚的なことから学び始めて、学校教育を経て「知性」に目覚める。そのうち、学校や社会生活のなかで、リーダーや管理職を経験するうちに、「筋道だった考え方」、つまり、物事を道理で考える「理性」が目覚めるという。さらに、その上の感覚として「悟性」がある。これは直観能力であり、言葉を換えると霊的な直感のことだ。この「悟性」は、瞑想などの修行を通じて磨くことができるもので、宗教的な経験がないと得られるものではない。
「考えて、考えて、考える」
人は「感性」のみで判断すると、間違った結果を招いてしまう。そもそも「感性」にはほとんど善も悪もない。もっと物事を深く考えれば、実行したときに、そのあと、どのようなことが起こるかが想像できる。「考えて、考えて、考える」ことだ。朝、通勤電車の車内では、スマホに支配されているとは思わず、誰もが役に立たない情報を集めて賢くなったような気になっている人があまりにも多い。時間の無駄遣いだということに早く気づいてほしいものだ。失われた時間を取り戻すためには、スマホ断ちが必要な時代である。
文責:木藤文人(ジャーナリスト)
今、読み返したい この一冊!
『エル・カンターレ 人生の疑問・悩みに答える 人間力を高める心の磨き方』
/大川隆法(著)
/1,760円(税込)
(2021年5月発刊)
〈本文より抜粋〉
判断がいろいろとできるようになってきて、そして、そのなかでだんだんと霊的に目覚めてきたり、あるいは、真理を勉強したり、宗教を学んだりしているうちに、いろいろな霊指導などを受けるようになったり、自分自身でも直観的にいろいろなことが分かるようになったりする。これが「悟性」の能力なのです。あの世に還った世界、すなわち、魂に戻った段階では、みな、この悟性的な部分が多いのです。極めて霊的な判断をするのです。「直観的に物事を捉えていく」というのが本当は中心なのですが、この世に出たら、この順番が逆になってくるのです。
それゆえに非常に苦しい魂修行があるのですが、最後には肉体を脱ぎ捨てて魂にならないといけないわけですから、「感性」から出発して、「悟性」にまでできるだけ近づいておくほうが、「今世の修行を終える」という意味では進歩につながってくるのです。
ところが、「悟性」まで行かずに「感性」だけで生きている人間は、来世に還ってからかなり難しいことがあります。そもそも、「感性」には善悪などほとんどないのです。感性というものは“感じるまま”であって、善悪はほとんどありませんから、これから高度に感覚が発達していかなくてはいけないのです。(中略)「悟性とは、要するに霊的直観能力です。もう理屈を抜きにして、知識を抜きにして分かってしまう感じです。これが悟性です。霊的能力です」ということです。
(PP.91-93)
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