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まえがき――改革の時こそ、「原点」を大切に　　　　　　　　　　 1
第1章 教員の学力低下とその対策
──競争原理を適切に導入するには
　　　　　教員が「先生」になったのは、いつからか?　　　　　　　　　　 　　　12
　　　　　なぜ教員の学力は低下したか?　　　　　　　　　　　　 　　　　　18
　　　　　「ゆとり教育」より悪影響の強かった「新学力観」　　　　　　　　　　31
　　　　　「弱者のための強制」が現実的　　　　　　　　　　　　　　 　　　　37
　　　　　「教育バウチャー制度」の効果的な取り入れ方　　　　　　　 　　　43
　　　　　「教員免許の緩和」も組み合わせて教員の学力低下を解決　　　 　　54
　　　　　公立と私立の大競争時代を　　　　　 　　　　　　　 　　　 　62
　　　　　さらなる発展への期待と不安　　 　　　　 　　　　　　　 　 　65
第2章 戦後学校教育の生理と病理
──マルクス・レーニン主義の弊害を打破せよ
　　　　　学校教育の生理機能とは何か?　　　　 　　　　　　　 　　　　70
　　　　　そもそも学校の目的とは?　　　　　 　　　　　　　 　　　 　72
　　　　　学校教育により人は優秀になる　 　　　　 　　　　　　　 　 　74
　　　　　学校教育により人は国民になる　　　　　 　　　　　　　 　　　78
　　　　　戦後日本にはびこるマルクス・レーニン主義　　　　　 　　　 　84
　　　　　国旗国歌問題をどうするか?　　　　　　 　　　　　　　 　　　88
　　　　　「ガバナビリティーの育成」は義務教育の原点である　　　　 　　 　105
　　　　　「主権者としての国民の再生産」が学校の最重要目的　　　　　　 　111
　　　　　当たり前のことを当たり前に　　　　　　　　　　　　　　　　　 　117
第3章 若手教員を生かす現場の知恵
　　　　　座談会 若手教員をどう育てるか　　　　　　　　　　　　　　　 　122
　　　　　若手教員の特性/若手教員が生活指導をする際のコツ/いじめを防ぐ教師のスタンス/道徳授業と教師の価値観/40代、50代教員の困った性癖/初任者研修に手を抜く管理職の実態/新人に担任を任せてはいけない/「教員免許の更新制度」を生かすには/民間授業研究が若手を育てる
　　　　　若手教員育成の困難さを解析する　　　　　　　　　　　　　　　 　147
　　　　　「条件付き採用」と「スーパーティーチャー」を有効活用せよ　　　　 　151
　　　　　マイスタースタイルが若手教員を救う　　　　　　　　　　　　　 　153
あとがきにかえて
　　　　　今こそ、学校教育
　　　　　「V字回復」のチャンス
　　　　　教育界の2007年問題　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　158
　　　　　団塊の世代の喪失そのものは福音である　　　　　　　　　　　　 　161
　　　　　民間校長・民間教頭への期待　　　　　　　　　　　　　　　　　 　164