親子で読みたい「心がすくすく育つおはなし」(3) 3びきのこぶた

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御法話で言及された名作物語を絵本化したシリーズの第3弾です!「じっくり考えて努力する力」を育む本作は、子供にとっての教養が身につきます。
御法話でふれられたお話を絵本化
大川総裁が、例え話として触れられている物語の数々は、人生訓の宝庫です!
子供向けの仏法真理解説つき!
子供が楽しみながら、物語のポイントを振り返ることができます♪
親も一緒に学べる!解説&体験談
親向けのページも充実!物語の学びを子育てに生かせるようになります。
もう一つは「三匹の子豚」の話です。
三匹の子豚がいて、それぞれに家を建てようとするわけです。
一匹目の子豚は、「家なんか建てるのは簡単さ」ということで、藁でつくるのがいちばん軽くて楽だから、藁で家を建ててしまいました。二匹目の子豚は木で家を建てました。「木で十分だろう」ということです。三匹目の子豚は「いやいや、何かのときに困るから」ということで、ちゃんとレンガでキチッと家を建てました。時間がかかるし、重いし、大変なのだけれども、レンガで家を建てました。
そうしたら、ある日、狼さんがやってきて、まずその藁の家に住んでいる子豚さんのところへ来て、フウーッと一吹きしたら、藁の家は吹っ飛んでしまいました。木の家をつくっているきょうだいのところに逃げたけれども、狼さんの力をもってしたら、木の家を壊して破って入ってくるぐらいは簡単です。最後はレンガでつくった家が壊せないということで、煙突からなかに入ろうとするのです。けれども、その下に熱い熱いお湯を暖炉で焚いているようなところに落ちてきて、火傷して逃げていくというような話です。
これが言っていることは、「時間をかけて、きっちりとした頑丈なものをつくっていきなさいよ」ということだし、それから「智慧が大事ですよ。よく考えて、そうした不安に備えるようなことをしなさいよ」ということです。
(『きそく正しく生きよう』より)