この世は泥沼のような醜い世界だが、そのなかで一本の蓮の花のように人生を咲かせなさい。
そして、透明な風のような無償の愛で、この世にユートピアをつくりなさい——。
東洋の仏教と西洋のヘルメス思想を併せ持つエル・カンターレの教え、幸福の科学の概要がわかりやすく書かれた一冊。
何も知らされないまま、人はこの世に生まれて人生を送る。そして、あの世に還って初めて知ることになる厳然とした真実——。
そのとき、目に見えない世界を教えてくれる宗教が人間にとって、いかにかけがえのないものだったかがわかる。
【第1章 泥中の花】
仏教の中心的な教えを、現代的に説き直す。世の中は自分の思うようにならないものと知り、その環境の中で自分なりの花を咲かせる人生を送る意義を説く。
【第2章 死後の世界について】
あの世があるなら、なぜわかるようになっていないのか。その理由をはじめ、死んでから誰もが体験する「トンネル現象」「三途の川」など死後の世界について解説。
【第3章 信仰とは何か(質疑応答)】
「なぜ神がいるのか」「教団に属することの意義」など、かつての大講演会での信仰にかかわる質疑応答集。信仰についての著者の中心的な考えが明らかに。
【第4章 愛は風の如く―Love Blows Like The Wind】
著者の小説『愛は風の如く』で描かれた偉大なるギリシャの英雄ヘルメス。その思想を説き明かすと同時に、仏教思想とギリシャ思想とを両軸にした幸福の科学の教えについて語る。
コラム
目次
第1章 泥中の花
1 世の中は自分の思うようにならない
2 全体的な目で自分や世界を見る
人間は実にわがままにできている
すべての人を同じ立場に置くことはできない
3 大震災や戦争は個人の努力を超えたもの
大震災では善人も悪人も不幸に遭う
戦争は繰り返し起きてくる
4 宗教の仕事は「魂の救済」
戦争では、どちらの側にも被害が出る
宗教は人々の苦しみのことを考える必要がある
5 泥中に咲く蓮華の花のように
どのような環境にあっても一輪の花を咲かせる
仏陀が目指した悟りの道
第2章 死後の世界について
1 死後の世界を信じられない人たち
宗教心に関する質問は訊き方で答えが違う
物差しで測れないものは信じない唯物論者
宗教について触れない学校教育
2 信じることは大きな力となる
この世の人生は一種の試験である
信じることで新しい世界観を獲得できる
3 臨死体験が示すもの
数多く報告されている臨死体験
魂の体外離脱とトンネル現象
「三途の川」を渡る場合と渡らない場合
4 あの世での導きの仕事
宗教別に行われる、あの世のガイダンス
あの世で建てている「エル・カンターレ大聖堂」
知名度が低いと救済力は落ちる
宗教に縁があることの大切さ
5 自分の人生の回顧と反省
第三者の目で自分の姿が見える
相手の「その後」を追体験する
6 霊界を論理的に証明することはできない
霊界では「過去・現在・未来」が同じ空間に存在できる
霊界には「因果の理法」以外に論理的なものはない
7 地獄へ行く人たち
この世での悟りが死後に行く世界を決める
真っ逆さまに落ちる人
地獄へ歩いて下りていく人
悪魔に地獄へ連れていかれる人
8 あの世は宗教が仕切っている世界
この世の人々の多くが真実を知らずに生きている
あの世では宗教がなければ生きていけない
反省や祈りは高級霊界とつながる“携帯電話”
第3章 信仰とは何か(質疑応答)
1 なぜ神がいるのか
すべての人の心を貫いているものがある
「魂の親」という存在があることは認めざるをえない
2 教団に所属することの意義
独りで学ぶ人は「野狐禅」に陥りやすい
「仏・法・僧」の三宝に帰依せよ
3 信仰心の発展段階
信仰心には無限に近い階梯がある
信仰心の段階に応じて、あの世から指導がある
4 仏という言葉をどう理解するか
仏には二つの現れ方がある
5 信仰と知の関係
仏が主で人間が従である
深い知と信仰とは対立しない
才は徳に使われる
6 信仰とは、どのようなものか
信仰とは「私は仏の子です」と言えること
信仰は人間の存在の前提条件
まず、生きている人を救う
7 信仰と奇跡の関係
ルルドの奇跡は場所や水の成分とは関係がない
信仰心は奇跡を起こす原動力になる
第4章 愛は風の如く──"Love Blows Like the Wind"
1 ギリシャ神話の神ヘルメスの真実
幸福の科学だけが伝えている真のヘルメス像
ゼウスより数百年も前に活躍した指導者
ヘルメスの特徴
2 エジプトでも神として尊敬されたヘルメス
エジプトの神話に現れる、ただ一人のギリシャの神
ヘルメスとトスが霊界からエジプトを指導した
「復活の思想」の起源はエジプトにある
3 この世とあの世の両方に責任を持った存在
ヘルメスとイエスの違い
「エル・カンターレ」という存在の特徴
4 「透明な風」のような愛
「霊的な思想」と「繁栄の思想」の両立
「透明な風」とは愛を表す言葉
天使の仕事は透明な愛そのもの
見返りを求めない「無償の愛」
この世においてもユートピアをつくる
5 地球人としての悟りに目覚めよ
ヘルメスの思想と仏陀の思想とを併せた教え
西洋と東洋を融合させた「地球的な規模の宗教」を
あとがき
お客様の声
この商品に対するご感想をぜひお寄せください。
-
心がおちつきました
周囲に嫌な身内がおり不快な毎日を送っておりました。この本を読んで心がおちつきました。ありがとうございました。
2023/11/13 広島件/50代/男性さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
-
この一冊がすごく参考になりました
人は死んだらそれまでではない。この世も魂修業の場なのだとゆうことが良くわかりました。信仰をもっていたほうが良いとゆうこともすごく良くわかりました。霊界の存在がどれだけ重要なことだとゆうことが思い知らされました。今、現在をせいいっぱい努力し、生きていかなくてはいけないとゆうことが最も重要なのだとゆうことがわかりました。この一冊がすごく参考になりました。感動しております。ありがとうございました。
2023/02/14 愛知県/50代/男性さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
-
基本的な質問の答えがわかりやすく書いてある一冊。
なぜ戦争はなくならないのか、なぜ信仰心の篤い人にも不幸は訪れるのか、なぜ宗教が必要なのか、信仰とは何か、そうした基本的な質問の答えがわかりやすく書いてある一冊。
そもそも私たちは宇宙と繋がっているのですから、それを思い出して意識して、感謝しつつ、叡智をお借りできるようになりたいです。2016/08/09 岐阜県/40代/女性/主婦さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
-
購入してよかったと思います。
自分自身の信仰力の向上の為、購入しましたが、大変参考になりました。
2016/08/09 大阪府/60代/男性さんからの投稿 おすすめレベル:★★★★★
商品情報
信仰のすすめ
泥中の花・透明な風の如く
- ・
- 1,650 円(税込)
- ・四六判 221頁
- ・発刊元
- 幸福の科学出版
- ・ISBN
- 978-4-87688-539-8
- ・発刊日
- 2005-06-27
- ・在庫
- アリ
- ・発送日目安
- 翌日(祝・休日を除く)
- ※ご注文が集中した場合は、出荷までに
お時間をいただくことがございます
・送料無料
第2章「死後の世界について」では、あの世に旅立つ様子が詳細に語られている。三途の川を渡ると、縁のあった宗教の案内人に導かれ、自分の一生をスクリーンで見せられる。そして、人生の反省をして初めて、霊界での行き先が決まるのだという。生きているうちに知っていたら、そんな生き方はしなかったのに…という人も多いのではないか。宗教がなぜあるのか、信仰がなぜ大切なのか、その理由がわかってくる。