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Winds of Happiness
2026.07.17

【「夢人たち」生涯現役人生】第12回 伊能忠敬 編〈後編〉

心に若さを、永遠に灯し続けている人になろう (#2)

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┃ 2┃夢人コラム:生涯現役のコツ
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・元僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。


 定年退職後など、高齢になってから新たに仕事を始める人は、今では少なくありません。Kさんも70歳を過ぎてから、あらたな職場で仕事を始めた方の一人です。しかし、高齢になってから、あらためて仕事を探すのは簡単ではありません。ビルの清掃や工事現場の交通整理、街の環境整備などは、高齢者でも多く働いているようですが、逆にいかにも老人の仕事という印象があって、自分が選択するかということになると敬遠する人も多いようです。それまで企業の最前線で活躍し、ベテランとして頼りにされていたような方ほど、経験を活かすことも出来ず、単純労働で小遣い稼ぎ程度にしかならない仕事をするのは、気が進まないのは当然かもしれません。

そんななかでKさんは、マンションの管理人をはじめたそうです。さほど大きくないマンションでの清掃、環境整備を一人で行う地味な仕事ですが、生き生きと業務をこなすKさんは、いつしか住人からも頼りにされる人気者になっていました。退職前の職場では、そこそこの役職に就いていたKさんでしたが、進んで今の仕事を選び、その仕事に生きがいを感じていると言います。

 Kさんは常々、多くの人に支えられ、生かされてきたと言っています。多くの人たちのおかげで、自分は成功してきたのだと、周囲の人への感謝の気持ちも忘れたことはありません。そんなKさんは、退職前に、「これからはお返しの人生だ」と思ったそうです。今までの恩返しだと思って、地域や周囲の人々のお役に立ちたいと思ったというのです。地域の人々に関心を持ち、少しでも住みやすく、喜んでもらえるように、些細なことでも役に立ちたいと思ったのだそうです。

 「お返しの人生」だと思ったら、マンションの共有部分や周辺の清掃、ごみ処理、また住人たちのための雑務は、マンションの住人だけでなく、近隣の人々の笑顔につながる、生きがいのある仕事になっていました。歳をとると愚痴や、不平不満も多くなるのが普通に思えますが、生かされ、支えられてきたことを自覚し、感謝が出来ることは素晴らしいことです。さらに人生の後半は「お返しの人生」と思えたなら、それこそが「生涯現役人生」の原動力なのかも知れません。

講師プロフィル

田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。相続診断士。


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┃ 3┃夢人になるためのヒント:健康と幸福へのヒント1
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〈本文より抜粋〉

 人間にとって、「病気を治したい」と願うのは、ごく自然な感情でしょう。幸福の科学でも、治せる病気については、宗教の立場から、なるべくその手助けをしていきたいと思っています。ただ、一方では、仏教で説かれているように、「病気と死は、避けがたいものである」ということも事実です。人生の途中でかかる病気を一時的に治すことができたとしても、最終的に、死から逃げることはできません。(中略)その部分だけを取り上げると、悪いこと、不幸なことのように見えます。しかし、「人は何度も生まれ変わっている」という転生輪廻の観点を含めた、大きな大きな人生の真実から見れば、それ自体が慈悲の一つなのだということも知る必要があります。

 もし、「永遠に病気にならない、頑丈な肉体」というものがあったとすると、どういうことになるでしょうか。(中略)新車が、やがて中古車になり、廃車になっていくように、肉体も、古くなると、滅びて死んでいきます。いつまでもそのままでは困るのです。人間は、何百年も生きるわけにはいきません。なるべく健康で長生きできるように努力することは、大切な心がけです。ただ、「『いつかは病気になって死ぬ』ということも、大きな計画のなかでは一種の慈悲である」という事実を受け入れることも大切なのです。

(PP.64-67)

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企画、構成
編集者プロフィル

木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。


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