第144回 シリーズ『人材の条件』に学ぶ経営術(1)#2
今回から新しく『人材の条件』より、各章ごとに5回に分けて経営術を学びます。第1章「打たれ強く生きるリーダーの条件」では、トップとして脚光を浴びたり、立場が替わったりしたときに、求められる信念や柔軟性について。志や古典の精読についても詳しく解説されています。それぞれの章にあるキーワードを探究します。
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【精読】
「速読・多読だけが賢くなるわけではない」ということで、大事なものというか、「勉強のため」とか「研究のため」とか「仕事のため」に読まなければいけないものは、やはりある程度、「教科書読みに近い『精読』をし、繰り返し読む」ことで覚えなければいけないものもあるのだということです。「これは勉強の、基本は基本なのだ」ということは、知っておいていただきたいと思います。
「キチッと正確に精読できる人」が、だんだん慣れてきていろいろな本が読めるようになってきたら、周辺の知識とか関連する知識なども増えてきて、情報量も増えてくるのです。そういう人は幹になるところをキチッと見つける能力が高いために、迷わずに、だいたい大事なところとそうでないところ、幹と枝を分けながら、考え方をまとめたり文章が書けたりするようになるのだということです。
※以上『知的正直について』より抜粋
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【自灯明】
その釈迦の教えの根本にあるものはいったい何かというと、「自分づくり」ということでした。「それぞれ人間がこの地上に降りている理由は、『地上という環境を勉強の材料として、それぞれに魂の修行をしていきなさい』という意味である。したがって、個人個人の学びなくして、地上の意味はないのだ」という考え方が根本です。
釈迦の教えは、やはり発生点において自力であると言えると思います。最初から「神の名を呼べば救われる」とか、そうした他力によって救われようという思想ではなかったのです。「まず自分を磨いていけ」という考え方であったと思います。この考え方が、いわゆる「自灯明」という考え方に象徴されるわけです。「自ら照らしていきなさい。自らの内なる灯をともしていきなさい。誰にともしてもらうでもなく、自ら、自分自らが、自らを照らしていきなさい」という教えです。
※以上『漏尽通力』より抜粋
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編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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