TOP>PICK UP>Winds of Happiness>【「夢人たち」生涯現役人生】第9回 稲盛和夫 編〈前編〉

PICK UP

Winds of Happiness
2025.10.17

【「夢人たち」生涯現役人生】第9回 稲盛和夫 編〈前編〉

心に若さを、永遠に灯し続けている人になろう (#2)

◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 2┃夢人コラム:世のため、人のため
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。


 人の役に立つ。それは、何歳になっても生きがいになります。生きがいは「長生きの秘訣」と言われますが、長く生きたことが、世の中のため、人々のために役立つことになるのなら、こんな幸福なことはありません。「老いとは衰弱ではない。成熟だ」と言ったのは、百五歳まで生涯現役だった聖路加国際病院の元名誉院長・日野原重明氏の言葉です。

 子供のころから機械いじりが好きで、大手鉄道会社の保守部門で40年以上勤めたIさんは、いつしか機器保守の責任者となり、その誠実さから技術の高さも評判になっていました。そのIさんに定年直前になって、大きな仕事が任されることになります。複数の交通機関を連携する最新鋭のシステムの構築プロジェクト。コンピューターや最新技術を駆使する仕事は、若者の活躍の場と思われがちですが、Iさんには、長年、培ってきた経験と智慧、磨き上げた技術がありました。それが認められて、Iさんはプロジェクト・リーダーに抜擢されたのです。

 この事業を達成させるのに10年かかりましたが、40社以上の企業を参画させることになったこの巨大プロジェクトは、Iさんの率いるチームがシステム構築をやりとげたのです。その後、Iさんは77歳で引退し、今はボランティア活動に精を出しています。長きにわたるプロジェクトはいくつもの困難に遭遇しました。しかし、それを乗り越えたのは、長い経験から得た智慧と、只々「世のため、人のため」という思いだったのです。「世のため人のために役立つ仕事をして、人々を救いたいという気持ちで生きていると、協力者が集まってくる」という幸福の科学の教えが、Iさんの支えでした。Iさんは今でも「誰かの役に立たせていただけることが、本当に幸せです」と語ります。

講師プロフィル

田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。


◎―― 田中講師:セミナーの
お知らせ
――◎

七の日式典
テーマ:『霊障問題解決のヒント』&
「人生・終活相談」(要予約)

◆日時: 2025年10月27日(月)11:00~

◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)
 TEL 03-3457-1757
 最寄り駅/渋谷駅「新南改札」より徒歩7分

◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。


◆━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ 3┃夢人になるためのヒント:9つ目
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(9)「あの世への切符」として「信仰心」を持とう。


●『エイジレス成功法』
―生涯現役9つの秘訣―
/大川隆法(著)

/1,650円(税込)
(2015年9月発刊)

 

。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆。:*:☆───★

〈本文より抜粋〉

 「百歳まで生きる会」の修行をどうするか考えた際に、「とにかく、ボケないことも大事だろう」と思ったのです。(中略)※百カ所も回っていると、体が強くなるでしょう。(中略)したがって、巡礼行の目的の一つには、「体を鍛える」ということが入っているのです。やはり、年を取っていちばん怖いのは「足」です。だいたい、足が動かなくなったら終わりなのです。そういう意味で、「足が動いて旅行できる」というのはすごく大きいことでしょう。足が動いているうちは、目も使えます。目が使えるということは、頭が動くということです。つまり、勉強ができるということなのです。よく動くこと、よく歩くことで、目がしっかりして、頭も活発化して、勉強ができるようになります。だから、ボケないのです。今、八十歳、九十歳になっても、かくしゃくとした人はたくさんいるでしょう。そういったあたりを狙ってつくったものであり、本人にとって功徳があるものなのです。もちろん、家族など、ほかの人に対しての祈りも兼ねてはいますが、だいたい、そのようなことが構想としては入っています。

(PP.205-207)

※百カ所……幸福の科学には、二つの巡礼行があり、全国の精舎を巡礼する「子孫繁栄御百度参り祈願」と、全国の百支部を巡礼する「来世成仏御百度参り祈願」がある。

★───☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。☆:*:。

企画、構成
編集者プロフィル

木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。


メールマガジン『「夢人たち」生涯現役人生』は、2023年10月25日から配信を開始しました。
※3か月毎に1回にて配信中!
大川隆法著作シリーズから、主に偉人の霊言、生涯学習等を学べる書籍を紹介しています。
ぜひ、購読してみませんか。
メールマガジンの登録はこちらへ