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Winds of Happiness
2025.09.20

【心が変われば、身体も変わる ヒーリング】第8回 「精神・神経」統合失調症

病の時は、反省と感謝のとき(#2)

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┃ 2┃ドクター秋子の「ちょこっと健康法」:薬膳料理と健康(3)
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ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ ビジテイング・プロフェッサーの片岡秋子さんのコラムをお届けします。


 前回は「五臓」の「臓」には、人間が生きていく上で必要なものを蓄える機能があり、それぞれに血の流れや消化吸収、呼吸機能などをコントロールしていること。また、「五味」といわれる五つの味(甘味、苦味など)が、この「五臓」と対応していることなどを学びました。

 そして、「五臓」や「五味」が、自然界を五つに分類する「五行」(木、火、土、金、水)という考えに基づいていることをお伝えしました。例えば「五行」の「木」の場合、「五臓」では肝臓、「五味」では酸味に対応し、精神の安定や慢性の疲れに働きかけます。「火」は、心臓、苦味に対応し、動悸や多汗などの症状に働きかけます。「土」は、脾臓、甘味に対応し、食欲不振、虚弱体質に働きかけます。また、「金」は、肺臓、辛味に対応し、冷え性やうつ状態の症状に働きかけます。そして、「水」は腎臓、鹹味(塩辛い味)に対応し、頻尿や膀胱炎の症状に働きかけます。

 「薬膳」の基本的な考え方として「陰と陽」があります。夜と昼の移り変わりのことですが、「陰」は夜で、暗い、冷たい、重い、じめじめといったイメージ。一方で「陽」は昼で、明るい、温かい、乾燥するイメージがあります。体というものは、どちらに傾いても好ましくありません。「陰」に傾くと、体が冷え重く、節々が痛みます。「陽」に傾くと、肌が乾燥して、吹き出物の原因になります。つまり、「陰」と「陽」がバランスよく存在するために「薬膳」があると言えます。

 最後に、代表的な五つの体質の特徴とおすすめの「薬膳」食材をお伝えします。
□陰虚(いんきょ)体質:体液、体を潤す水分が不足している体質
おすすめの食材:ネバネバ食材で体を潤す働きがあるオクラ、山芋(生)など
□気虚(ききょ)体質:体の「気」が不足している体質
おすすめの食材:タンパク質に富む豆類、魚類、肉類、卵、生姜やニンニクなど
□気滞(きたい)体質:「気」がうまく行き渡らず、エネルギーが循環していない体質
おすすめの食材:イカ、シジミなどの魚介類
□血虚(けっきょ)体質:血が不足して、循環が悪くなっている体質
おすすめの食材:血液に似た色の濃い、黒ゴマ、レバー、赤身魚など
□血瘀(けつお)体質:血の循環が悪くなっている体質
おすすめの食材:新陳代謝を改善するウナギ、青魚、ニラ、玉葱など

看護学博士:片岡秋子

講師プロフィル

片岡秋子(かたおか あきこ)
 約20年の臨床看護経験の後、北里大学大学院博士後期課程を修了し、看護学博士号を取得。札幌医科大学教授、武蔵野大学教授を経て、2015年よりHSU人間幸福学部プロフェッサー、2021年からHSU人間幸福学部ビジテイング・プロフェッサー。終末期ケア学、心身健康ケア学を専門とする。著書に『幸福な魂への探究』(人間幸福研究会)、『救急患者・家族への倫理的・全人的ケア』(中山書店)、『簡単!リラックスメゾット(1)-(12)』(メディカ出版)などがある。



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┃ 3┃心に問いかける一言:8つ目
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(36) 憎しみや悲しみ、苦しみが、病巣を作っていないか、考えてみよう。

●『病の時に読む言葉』
/大川隆法(著)

/1,540円(税込)
(2023年2月発刊)

 


企画、構成
編集者プロフィル

木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。


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