病の時は、反省と感謝のとき
「人々よ 病に負けるな 病の時には 病を最大限に利用せよ
あなたはまず反省の時間を得た この時に哲学者にでも
詩人にでもなれるではないか
病の時間を利用して長編小説を構想し 大作家にでもなればよい」
(『人生に勝利する詩』講義より)。
人は自ら苦しみや悲しみを経てこそ、苦しんでいる人や悲しんでいる人にやさしく寄り添うことができるのです。
◆◇目次◇◆
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1 癒しシリーズ:「精神・神経」統合失調症
2 ドクター秋子の「ちょこっと健康法」:薬膳料理と健康(3)
3 心に問いかける一言:8つ目
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┃ 1┃癒しシリーズ:「精神・神経」統合失調症
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今では「統合失調症」という名前も耳慣れてきましたが、2002年まで、この病気は「精神分裂病」と呼ばれていました。症状は幅広く、幻覚や妄想、あるいは感情や意欲の低下などが見られます。また、認知能力の低下や欠如、つまり記憶力や注意力に欠けるといった症状もあります。その原因は解明されておらず、遺伝的なもの、あるいはストレスや脳の神経伝達バランスの崩れなどが要因とされているようです。なかでも妄想や幻覚、まとまりのない会話の発話、不適切な行動といった症状が出てくると、もはや医学では手に負えないことになります。本人には自殺の怖れもあり、暴力的な行為があれば、いわゆる精神病院に隔離するしかありません。
幸福の科学の仏法真理では、ほとんどの場合は、頭脳の病気とは関係のない「霊障」が原因であると判定します。つまり、こうした「統合失調症」の場合、肉体がほかの霊に占拠されている状態です。よく遺伝病だと言われている所以は、(霊的、あるいは憑依されやすい)体質的なものと、家族や先祖に不成仏霊がいるという理由からです。憑依した霊が小悪魔的なものになると「殺してやる」といった暴言が発されることもあります。
不成仏霊の波長と本人の波長が合う(波長同通)ことで憑依されてしまうわけですが、そうした迷いの根本は「正しい生き方」、つまり人間の本質が魂であるという真理知識を知らなかったというのが原因です。「死んだら何もかもなくなる」、「あの世なんてない」と思っていた人が、子孫にとり憑いて悪さをしているわけです。まず、「霊的世界」に目覚めることが、悟りへの第一歩であり、この病気の最大の治療法でもあります。
参考書籍:『ザ・ヒーリングパワー』
文責:木藤文人
「統合失調症」の病気についての書籍抜粋
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〈本文より抜粋〉
今、医学が、「統合失調症」や「多重人格」の問題等に立ち向かおうとしていますが、根本的な解決にはなっていないようです。基本的には、「他人に迷惑をかけないようにするためには、どうしたらよいか」という隔離方策と、本人が精神的に荒れすぎないようにするために鎮静剤を働かせるということ、それで、だいたい対応していると思います。ただ、多重人格といっても“使い方”次第であって、私も、いろいろな霊を入れることができれば、人格も変わるので、多重人格的な面もあります。
けれども、私の場合、コントロールタワーのところがしっかりしているので、別に問題がないのです。一方、コントロールタワーのほうがしっかりしていなかったら、完全に人格を取られてしまい、別人格になっていきます。(中略)
『天理教開祖 中山みきの霊言』(中略)にも書いてありますが、最初、中山みきに十柱の神霊が次々と降りてきて、ものすごい力の男の声とかで、ガーッと言い出したそうです。(中略)周りの人は、「大変だ」ということで、蔵のなかへ閉じ込めてしまったらしいのです。(中略)実際は悪魔や悪霊ではなく、高級霊だったのですが、それでも、統制が利かない場合には、普通の人間から見ると、一種の多重人格や統合失調症の症状と同じものが出るのだろうと思います。
(PP.103-106)
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〈本文より抜粋〉
精神分裂病、あるいは、最近では「統合失調症」といわれるものになると、人格が分裂したようになっていきます。自分の子供が年寄りのようなことを話し始めたり、男が女のようになってみたり、いろいろと暴力的な行為に及んだりします。(中略)
また、彼らは自殺しようとすることもありますし、家族に害を加えたりすることもあるため、周りの人は怖くてしかたがなく、精神病院に隔離して“鉄格子”のなかに入れられてしまう場合もあり、気の毒にと思うところもあります。(中略)「隔離する」ということにも、一定のこの世的な理由があるわけです。医者はこれを「頭脳の病気」と思っていますが、本当は頭脳の病気ではなく「霊障」であるため、かわいそうなことながら、治せないのです。
(PP.98-99)
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