人生の大学院
~幸福の科学 大学シリーズ~
今、社会人の学び直し「リカレント教育」が注目されています。さまざまなジャンルで生き甲斐を見つける「生涯学習」とはやや異なり、社会に出た後も必要なタイミングで再び教育を受けて、現代にマッチした専門知識やスキルを学ぶものです。
「学び」に遅い、早いはありません。幸福の科学が設立した「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」が誇る「知」の体系を学び、生き生きと愉しく、「考える」喜びにあふれた人生を歩みましょう。
◆◇目次◇◆
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1 学び直し:『人間にとって幸福とは何か』
2 Pの書斎より:武士道精神に学ぶ
3 この感動をあなたに~映画編:『国宝』
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┃ 1┃学び直し:『人間にとって幸福とは何か』
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●『人間にとって幸福とは何か』
―本多静六博士 スピリチュアル講義
/大学シリーズ 大川隆法(著)
/1,650 円(税込)
(2014年6月発刊)
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WHAT IS HAPPINESS FOR HUMANS?
本多静六博士は、日本の林学博士であり、造園家として日比谷公園や奈良公園など数多くの「公園」の設計にたずさわりました。その一方で、投資家としても名を馳せ、月給の4分の1は自らの意思で天引きし、ないものとして蓄財に励み、富を築いた人物としても有名です。また、蓄財に関しては「惜福」「分福」「植福」の「三福」を提唱していますが、こうした蓄財法は、もともと釈尊が推奨した考え方であることが本書に説かれています。
本霊言において、本多静六博士は、逆境について語っていますが、彼はかつて、数学の問題で落第点をとり、その結果をはかなんで井戸に飛び込んで死のうとしました。しかし、「死に損なった」結果、死んだと思えば何でもやり直せると思い直し、がむしゃらに勉強したことで、「数学の天才」と言われるまでになりました。逆境とは「偉人をつくるための材料」であり、逆境を乗り越えた人は強くなると語っています。また、「家庭円満」の秘訣も本多静六流にアドバイスします。
後半では、かつて仏縁があったという自らの出自(過去世)について語り、あの世では役職名としての七福神のなかの「福禄寿」であることも明かされました。最後にはHSU生に熱いエールを。「本多静六の説く精神さえ忘れずにいれば、道はいくらでも拓ける」と。
文責:木藤文人