心に若さを、永遠に灯し続けている人になろう　(#2)

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┃ 2┃夢人コラム：心のふれあう場所
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

　Tさんは、若い頃から書道を習っていました。花嫁修業のひとつとして始めたもので、人に見せたり、教えたりするようなものではありませんでしたが、いつの間にか趣味のひとつとなって40年以上も続けてきました。

　そんなとき、ある幼稚園の園長先生から、「園児のお母さんたちに書道を教えてみませんか」と声をかけられたそうです。園長先生は、園児を迎えに来ているお母さんたちが、少し早めに来ると幼稚園の前で立ち話をしているのが気になっていたそうで、お母さんたちのために何かしてあげられないかと考えていたそうなのです。そんな時、Tさんのことを知って、声をかけてきたのです。Tさんも若い人たちのために役に立つのであればと、曜日を決めて、幼稚園の一角で書道教室を始めることになりました。お母さんたちの間でも、「待ち時間で習い事ができる」と大変評判になりました。

　やがて、書道教室を続けているうちにTさんは、お母さんたちの悩み事の相談にのるようになっていました。長い人生の経験が、若い人たちの役に立っていると実感して、いつの間にか生き甲斐のある仕事が見つかったようにも思えました。また、何よりもTさんにとって、「まだまだ人のお役に立てる」ということが喜びだったそうです。小さな趣味でも、考え方ひとつで多くの人に喜びを与え、感謝してもらえるようなことが出来る。その書道教室は、悩める若きお母さんたちの「心のふれあう場所」になっています。

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┃ 3┃夢人になるためのヒント：8つ目
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（8）散歩など簡単な運動で、もう一度、体を鍛え直そう。

●『エイジレス成功法』
―生涯現役9つの秘訣―
／大川隆法（著）
／1,650円(税込)
（2015年9月発刊）

　

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〈本文より抜粋〉

　体は、手入れをしなければ、基本的には駄目になってくるものです。そこで、「弱ってきた」と思ったら、簡単な運動で構いませんから、“リハビリ運動”をしなければいけません。（中略）鍛えていると、ある程度強くなりますが、やめるとピタッと止まってしまい、気がつけば何年かたっていたりすることがあるわけです。（中略）最初は、「抵抗ライン」というものがあり、少し体が弱っている状態から、運動を再開したときには筋肉痛などを起こしたりするため、なかなか思うようにできません。ただ、これに耐えて運動していると、超えていけるようになって、また元の体力に戻ります。したがって、この「抵抗ライン」を超えるところまで粘ることが大事です。実は、成功するためには、体を鍛えるのと同じく、そういう忍耐力も必要になります。それは非常に大事な要素の一つなのです。つまり、成功が実際に現れてくるまでの間に、そうした“初動期間”があるので、この間、忍耐しなければいけません。そういう意味で、新しいことにチャレンジすることと、もう一度体を鍛え直すことが大切なのです。

（PP.170-173）

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