誰も教えてくれない本当の終活 (#2)
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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:「後見人」編
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

後見人とは、判断能力が低下、または喪失してしまったような方の財産を守り、契約などの法律上の行為を代行する人のことで、家庭裁判所が選ぶ「法定後見人」と事前に個人で契約しておく「任意後見人」があります。一般的には「成年後見人」と呼ばれ、未成年者を対象とする場合は「未成年後見人」などと呼ばれます。
多くは認知症や事故などで意志の疎通が出来なくなると必要と判断されるのですが、自覚がなくても認知症と診断されると成年後見人を付けてくださいと言われることがあります。大抵は家族や弁護士などが選ばれることが多いのですが、自分の希望が通るかどうかは分かりませんし、一度、裁判所が選任すると不服申し立てはできません。大切な存在ではありますが、実は家族以外が成年後見人に選任されると銀行口座などは後見人が管理するようになり、本人はおろか家族であってもお金を出すことが出来なくなってしまいます。ですから後見人制度を利用するのは、慎重でなければなりません。
できれば元気なときに家族や信頼出来る人を任意後見人として決めて契約しておくことや、家族信託などでお金を預けておく人を決めておくなど、もしもの時に備えておくことが必要でしょう。相続のことだけでなく、生きているうちに自身の財産はどう使いたいのか、よく考え、準備しておくことです。いずれにしても転ばぬ先の杖ということです。
相続診断士:田中稔之
◎―― 田中講師:セミナーの
お知らせ ――◎
「七の日式典」
テーマ:「死んでから困らない生き方」+
「人生・終活相談」(要予約)
◆日時: 2025年2月27日(木)11:00~
◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)
TEL 03-3457-1757
最寄り駅/渋谷駅「新南改札」より徒歩7分
◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『信仰のすすめ』より
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●『信仰のすすめ』
―泥中の花・透明な風の如く
/大川隆法(著)
/1,650 円(税込)
(2005年6月発刊)
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「生前、自分なりに反省をしたり修行をしたりしたつもりであったのに、生き方を間違ってしまい、光の世界に還れなかった」というときには、祈ってください。祈りは必ず届き、何らかの救いの手段が働きます。天使が救いに来ることもあれば、何か救いの手立てが与えられることもあります。祈りを忘れないことです。短い祈りであっても効きます。
したがって、「できるだけ多くの人に、私の著書を読むだけでなく、信者になって、霊界の知識を持つと同時に、生きているうちに、きちんと人生を反省していただきたい。また、祈りや瞑想を精舎などで経験していただきたい」と思います。それが高級霊界とのコンタクト(接触)のツール(道具)になります。(中略)反省や祈り、経文の読誦などは、異次元の高級霊界とつながるための“携帯電話”なのです。それを一人でも多くの人に経験していただきたいのです。
(PP.128-129)(『信仰のすすめ』より抜粋)
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