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【リニューアル版】【天国に還るための終活】第14回 「死の定義」とは

┃ 誰も教えてくれない本当の終活 (#2)

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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:第1回
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

 一言で「葬儀・法要」という言い方でまとめてしまいがちですが、それぞれ違った意味を持ち、違った目的で行われるものです。

葬儀は人が亡くなられた直後に行う「通夜と告別式」のことで、亡くなられた方をあの世へと見送る儀式です。それに対して、法要とは、亡くなられた方を初七日以降、定期的に供養していくための儀式ということになっています。

これらは、遺された遺族が故人に代わって善行を積む「追善供養」という言い方もされます。今では形式的なものだと考える人もいますが、それぞれあの世への旅立ちと、その後の経過を踏まえた大切な儀式なのです。

人は亡くなると、魂が肉体から離れ、あの世へと旅立つわけですが、自分の死を自覚できない人が数多くいるようです。それは死後も“意識”があるからです。そうした人に死を自覚させ、あの世への旅立ちを促すのが葬儀で、いわゆる「引導を渡す」ということが目的の一つとなっています。ですから葬儀を省略したりするのは、故人を迷わせたり、あの世への旅立ちを妨げることにもなりかねません。

そして法要では、あの世で地獄に堕ちていたり、迷ったりしている人に天国に還っていただくためのものであり、すでに天国にいる人には、さらに善き世界に上って行かれるように願って行うものです。

故人への感謝の気持ちを送り、遺族が自らの善行の徳を手向ける機会です。初七日、四十九日を含め、三回忌や七回忌などの回忌法要が行われます。葬儀も法要も、あの世の存在を信じていれば、決して怠ることはできません。

しかし、故人があの世を信じていなかったような人ならば、むしろ、決して省いてはならない救いの手立てなのです。

相続診断士:田中稔之


講師プロフィル
田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。相続診断士。

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 田中講師:セミナーのお知らせ
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『繫栄の法』より
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―未来をつくる新パラダイム―
/大川隆法(著)

/1,760 円(税込)
(1999年2月発刊)
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「人間は自由性を与えられているため、間違いを犯すことがしばしばあります。思い違いをしたり、間違った行動をしたりします。

しかし、間違ったことをしても、みずからをよく振り返って反省すると、仏の光が入ってきて、その間違った部分が許されます。(中略)

その意味で、「反省は消しゴムのようなものだ」と言えます。間違って書いた漢字や計算式を消しゴムで消すのと同じような効果が、反省の力として与えられていて、やり直しがきくようになっているのです。」
(『繁栄の法』より抜粋)

企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。




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