誰も教えてくれない本当の終活 (#2)
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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:第1回
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

一言で「葬儀・法要」という言い方でまとめてしまいがちですが、それぞれ違った意味を持ち、違った目的で行われるものです。
葬儀は人が亡くなられた直後に行う「通夜と告別式」のことで、亡くなられた方をあの世へと見送る儀式です。それに対して、法要とは、亡くなられた方を初七日以降、定期的に供養していくための儀式ということになっています。
これらは、遺された遺族が故人に代わって善行を積む「追善供養」という言い方もされます。今では形式的なものだと考える人もいますが、それぞれあの世への旅立ちと、その後の経過を踏まえた大切な儀式なのです。
人は亡くなると、魂が肉体から離れ、あの世へと旅立つわけですが、自分の死を自覚できない人が数多くいるようです。それは死後も“意識”があるからです。そうした人に死を自覚させ、あの世への旅立ちを促すのが葬儀で、いわゆる「引導を渡す」ということが目的の一つとなっています。ですから葬儀を省略したりするのは、故人を迷わせたり、あの世への旅立ちを妨げることにもなりかねません。
そして法要では、あの世で地獄に堕ちていたり、迷ったりしている人に天国に還っていただくためのものであり、すでに天国にいる人には、さらに善き世界に上って行かれるように願って行うものです。
故人への感謝の気持ちを送り、遺族が自らの善行の徳を手向ける機会です。初七日、四十九日を含め、三回忌や七回忌などの回忌法要が行われます。葬儀も法要も、あの世の存在を信じていれば、決して怠ることはできません。
しかし、故人があの世を信じていなかったような人ならば、むしろ、決して省いてはならない救いの手立てなのです。
相続診断士:田中稔之
◎―― 田中講師:セミナーの
お知らせ ――◎
「終活セミナー」
テーマ:生涯現役人生
◆日時: 2023年11月27日(月)14:00~
◆場所:渋谷精舎(東京都渋谷区鶯谷3-12)
TEL 03-3457-1757
最寄り駅/渋谷駅より徒歩15分
◆有料 ※詳細は、電話にてお問い合わせください。
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『繫栄の法』より
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●『繁栄の法』
―未来をつくる新パラダイム―
/大川隆法(著)
/1,760 円(税込)
(1999年2月発刊)
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「人間は自由性を与えられているため、間違いを犯すことがしばしばあります。思い違いをしたり、間違った行動をしたりします。
しかし、間違ったことをしても、みずからをよく振り返って反省すると、仏の光が入ってきて、その間違った部分が許されます。(中略)
その意味で、「反省は消しゴムのようなものだ」と言えます。間違って書いた漢字や計算式を消しゴムで消すのと同じような効果が、反省の力として与えられていて、やり直しがきくようになっているのです。」
(『繁栄の法』より抜粋)
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