|第23回 営業力の磨き方〈前編〉#2
かつて、「営業職」は花形とよく言われましたが、最近の若者に人気のある職種は、「経営企画」や「経営戦略」の部門だそうです。
「営業職」は汗を流して足で稼ぐというイメージも強く、新規開拓など心労の多い仕事であることは間違いありません。
しかし、人との出会いから人生の視野が広がったり、会社の売上、成長に直結しているという自負もあったり、はたまた、貢献度が高ければ給料にダイレクトに反映されるといった魅力も数多くあります。
一流と言われる企業には、必ず、トップセールスという存在がいたのです。
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最終的には、やはり、トップが“船長”なので、トップの見識が高くならなければ、会社の発展は無理で、どこかで“ずっこける”ことになります。そういう意味で、最後には、やはり「天命」を信じたくはなります。
小さいうちは、「天命」というほどのものではないでしょうが、大きくなり、社会全体に影響を与えるような公器になってきたら、やはり、「天命」に殉じなくてはいけない面は出てくるのです。
「大きくなればなるほど、その責任の重さや、『判断の正しさ』というものの重みを分かるような人間に、変わっていかなければならないのではないか」と考えます。ただ、これは簡単ではないと思います。
※『繁栄思考』より抜粋
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プロフェッショナルとして、自分の収入を上げ、地位も上げていく方法の基本は、やはり「リピーターの養成」であり、リピーターをつくりながら、それとの関係を大きくしていくことが大事です。
いちばんいけないのは、能力以上にお客様がついてしまい、サービスが追いついていかなくて、失敗するようなケースです。これはよくないので、営業に関しては、そのあたりの「見切り」は極めて大事です。
重要客をほかの客と同じように扱うと、その重要客は、要するに、「自分への扱いが下がった」と感じ、次回以降、だんだん足が遠ざかっていくので、そのあたりが大事なところだと思います。つまり、最初は普通の営業の仕方と同じなのですが、二回目、三回目と、だんだん回数を重ね、お互いに手の内が分かってくるなかで、本領を発揮しなくてはならないのです。
※以上『女性が営業力・販売力をアップするには』より抜粋
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著者プロフィール |
大川隆法 Ryuho Okawa
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。 |
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]
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