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第22回【徳ある経営者になろう】仕事と天命について考える〈後編〉

|第22回 仕事と天命について考える〈後編〉#2

今年のGWは、天皇即位の日があり、国民の祝日と祝日の間にある日が休日となる法律によって10連休となりました。
多くの国民が喜んだかというと、長すぎる休日に不安を抱いた人、収入が減った人、休みなのに休めなかった人などが多く、その評判は決して良くありませんでした。
「『仕事をしたい』という気持ちは人間の天分である」。
人間の本質が、本来、何もしないではいられない性分であることを考えると、改めて、人生の大半を占める仕事と天命について考えなければなりません。

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 最終的には、やはり、トップが“船長”なので、トップの見識が高くならなければ、会社の発展は無理で、どこかで“ずっこける”ことになります。そういう意味で、最後には、やはり「天命」を信じたくはなります。

 小さいうちは、「天命」というほどのものではないでしょうが、大きくなり、社会全体に影響を与えるような公器になってきたら、やはり、「天命」に殉じなくてはいけない面は出てくるのです。

 「大きくなればなるほど、その責任の重さや、『判断の正しさ』というものの重みを分かるような人間に、変わっていかなければならないのではないか」と考えます。ただ、これは簡単ではないと思います。

※『「実践経営学」入門』より抜粋
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 私が言っておきたいのは、「『仕事をしたい』という気持ちは人間の天分である」ということです。それは後天的に与えられたものではなく、「人間として生まれついた」ということ自体に伴っている天分である。そう考えるのです。

 人間は、一つの材料をもとにして、いろいろなものを考え出すことができます。ここに創造の喜びがあり、大宇宙の根本仏と同じような気分を味わうことが許されているのです。

 仕事そのものは、人間の本質に極めて近いところにあると考えられます。つまり、「仏が、自分と同じような創造の喜びを人間に与えようとして、仕事というものを与えたのだ」と考えてよいのです。

※以上『仕事と愛』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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