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コラム
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【天国に還るための終活】第15回 臨死体験

┃ 誰も教えてくれない本当の終活 (#2)

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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:お墓、納骨
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。

 お盆やお彼岸になると、お墓参りに行く日本人は多いと思います。しかし、近頃はそれが面倒で、「墓じまい」をしてしまう人も増えていると聞きます。いや最近では、そもそもお墓をつくらない散骨やゼロ葬(火葬場から遺骨を持って帰らない)なども増えつつあるようです。

さて、お墓に埋葬するという風習はいつからはじまったのでしょうか。ピラミッドや古墳、塚などをお墓と考えるならば、特別な人のためだったとしても数千年、いやもっと古くからお墓というものはあったと考えることができます。しかし、日本で一般庶民が亡骸をお墓に埋葬するようになったのは、江戸時代後期とも言われ、昔は土葬や風葬として自然や土に還すようにしていたようです。

では、お墓はあまり意味のないもので、散骨やゼロ葬などで良いものなのでしょうか。いいえ、そんなことはありません。亡くなられた故人のことも考えると、お墓にはひじょうに大切な意味があります。あの世が実在し、天国も地獄も現実にあるということを知らず、死後、迷っている人を導くためには「供養」が必要です。また、故人をすぐに忘れ去ってしまわないため、その供養の心を絶やさないためにもお墓の存在は重要です。この世にあって供養の心もなく、お墓もつくらないことで、大切な人を迷わせてはいけません。お墓は信仰を継承していくものでもあり、また、あの世の故人に思いをつなぐ縁(よすが)ともなる場所です。さらに遺骨を納める「納骨」という行為を通して、この世とあの世を結ぶ、しっかりとしたアンテナにもなるものだと考えています。

先祖に願い事ばかりしたり、不幸を先祖のせいにしたりすることは間違っていますが、時折、お墓参りをして、感謝の思いを届け、愛念をおくってあげることは、故人の導きとなり、あの世での修行の励みにもなることなのです。それは故人にとっても自らにとっても「徳」を積む行為です。まさに、これこそが「功徳」と言えるものなのではないでしょうか。

相続診断士:田中稔之


講師プロフィル
田中稔之(たなか としゆき)
 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。相続診断士。

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 田中講師:セミナーのお知らせ
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『真実への目覚め』より
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●『真実への目覚め』
―幸福の科学(ハッピー・サイエンス)入門―
/大川隆法(著)

/1,650 円(税込)
(2011年3月発刊)
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当会では、「仏法真理に照らし、自分自身で、自分自身の考え方や、思ったこと、行ったこと、言ったことが、はたして、正しかったか、正しくなかったかを、日々、反省しなさい」という教えを説いています。この反省は、みなさんをいじめるためのものではありません。みなさんを幸福にするためのものなのです。(中略)

表面的には見えないかもしれませんが、みなさんの心のなかには、人生で経験したこと、思ったことや行ったことが、すべて、記録として残っているのです。そして、この地上を去り、あの世に還ったときには、映画館で上映される映画のように、みなさんは自分の一生を見せられるのです。

そのときには、みなさんを指導していた人、みなさんの亡くなった親や友達、先生だった人たちなども集まってきて、みなさんの人生を一時間か二時間ぐらいの長さに縮められたものを見ます。あの世で、その映画を、みなさん自身も見ますが、他の人も、それを見るのです。そして、その映画を最後まで見終わったとき、みなさんは、「自分の人生は、正しかったか、間違っていたか。成功したか、失敗したか」ということを、自分で判断できるようになります。
(『真実への目覚め』より抜粋)

企画、構成
編集者プロフィル
木藤文人(きどうふみと)
 ジャーナリスト、宗教家。
大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。




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