
2025年05月16日
【天国に還るための終活】第20回 お葬式・お墓事情(3)「霊子線(シルバー・コード)」編
┃ 誰も教えてくれない本当の終活 (#2)
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┃ 2┃終活コーディネータによる「されど終活」:「遺品整理と死後事務委任」編
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「ネバーエンディング・セミナー」講師・僧侶の田中稔之さんのコラムをお届けします。
ご自身が亡くなられたあと、通常は遺族の方や葬儀社などがやらなければならない事のなかに「遺品整理」や「死後事務」というものがあります。「遺品整理」と言えば、形見分け等がそうですが、実際には身の回りのもの全てが対象になります。また、「死後事務」と言うのは「死亡届」にはじまって、様々な手続きのことです。遺族の方も大切な方を突然に亡くし、悲しみのなかで、なかなか手がつけられるものではありません。ですから、専門業者等に委託する方も多いでしょう。しかし、その時、遺品の一つひとつをどう扱うべきなのかについて、遺された者たちが判断するのは簡単なことではありません。
そこで、遺言書等にきちんと書き遺しておくことが大切になるのです。ましてや身寄りがなく、一人暮らしの方などは、財産や遺品をどう遺すのか、自分の意志を明確にしておくことはとても重要です。そして、そのために生前に終活の一環として、遺品整理の委託契約や、死後事務委任契約を専門の業者と結んでおく方が多いのです。これは遺言とは別に、しっかりと準備しておきたいものです。また、自分自身でも、生前に処分できるものは処分し、誰かに譲れるものは譲っておくということが、終活の重要なポイントになります。
そして、終活で忘れてならないことは、「何をどうするか」だけではなく、「誰にそれを実行してもらうのか」ということです。家族の場合、友人の場合、業者の場合などなど、状況は人それぞれ違います。ただし、各種届出や遺品の仕分けなどは、やはり口約束ではなく、しっかりと契約を結んでおくということを検討しておいていただきたいと思います。
講師プロフィル |
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田中稔之(たなか としゆき) 1959年、真言宗の寺院に生まれ、大正大学仏教学部に進学。僧籍を得るが中退し、コンピュータのソフト開発会社に就職する。89年、幸福の科学に奉職。延べ8,000人を動員している「ネバーエンディング・セミナー」講師として活躍。相続診断士。 |
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田中講師:セミナーのお知らせ
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┃ 3┃天国に還るための「反省」のすゝめ:『正しい供養 まちがった供養』より
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不成仏霊を成仏させることができるのは、いわゆる「法力」を持っている人なのです。(中略)普通の人は霊能者的な法力を持っていないでしょうが、真理を学ぶことによって、ある程度、「悟りの力」、「念いの力」がついてきます。そうした人が経文を読むと、その思いが、亡くなった人に伝わっていくのです。(中略)
あの世は思いの世界であり、地上の人が考えていることは、あの世の霊にも伝わります。地上の人が、亡くなった人に対し、「あなたはこうした点が間違っていたのです。それを反省しましょう。私自身も努力して生き方を変えていきますから、あなたも修行しましょう」と念じて、五年、十年と修行を続けていくと、あの世の霊も次第に浄化され、救われるのです。(PP.113-114)(『正しい供養 まちがった供養』より抜粋)
企画、構成 編集者プロフィル |
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木藤文人(きどうふみと) ジャーナリスト、宗教家。 大学を卒業後、大手広告代理店に勤務。フリーとして独立後、「週刊東洋経済」「プレジデント」「経済界」「ザ・リバティ」等の執筆を経て、2007年、幸福の科学出版に入局。『天国に還るための終活』等、編著も多数。 |
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