映画「永遠の法」9.30 全国東映系でロードショー


古代インド的な曲とアトランティス的な曲

今回は、映像よりも先に音楽が作られたとか?

『黄金の法』(2003年秋公開)の上映中に、次回作は『永遠の法』と聞きました。そのとき、製作総指揮者(大川隆法)からストーリーと主な登場人物が提示され、同時に事前に用意する曲として10曲のタイトルが出されたんです。しかもそのうち2曲にはテーマ曲としての歌詞も付けられていました。『幸福の天の河』は、「トス」の霊示とあってビックリしました。トスといえば、アトランティス文明の時代に、宗教家、政治家、科学者、芸術家を兼ねた万能の超天才といわれていた伝説の大導師です。そのトスによる、恋をテーマにした詞。それが『幸福の天の河』だったんです。七夕の空に天の河が広がっていて織姫と彦星が出会う。運命の人との出会い。ふたりで力を合わせていこうという永遠の約束……。それって主人公の星川隆太と夏瀬夕子そのものでもあると感じました。

「女神界」はピアノで

「永遠の法」に女神界が出てきますけど、ここの音楽は?

「女神界」という曲があります。ヒロインの夏瀬夕子が霊界の女神界を一人で歩いているところです。白鳥が飛んできて、パーッと光に包まれると、ヘレン・ケラーが出てくる。目も見えて、言葉も話せて、耳も聞こえる霊界のヘレン・ケラーですね。そのあと、いっそう大きな光があらわれて、ナイチンゲールの登場となるんですね。そこで、ナイチンゲールが「天使がどんな働きをしているか、見せてあげますね」というところで、かかるピアノ曲がこれです。

女神界をピアノで表現?

ピアノで透明感と無垢な感じを表現してみたんです。女神界のいろいろな場面を語っているシーンで、地上の人たちを包み込んでくれるような感じを表現したかったんですね。全部を受け入れてあげるという感じですよね。ある種、本当の意味での優しさなんです。母性のようなものかもしれませんね。

 

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