映画「永遠の法」9.30 全国東映系でロードショー




今生きていることを大切にしたくなる映画です

「星川隆太」のキャラは?

いままでになかったタイプで、最初、隆太の気持ちがつかめなくて。隆太はすごい正統派でパーフェクトなんです。監督の今掛さん(アニメ映画監督・今掛勇氏)によく「こういうとき、隆太はどうするんでしょう?」「どういう顔なんでしょう?」って聞いていたんです。でも、最近やっと隆太になりきれて(笑)。ヒロインの「夏瀬夕子」は女性キャラですから、気持ちがわかりやすいので、キャラを描くときはだいぶ楽でしたね。

今回の仕事を通して、何か伝えたいことはありますか?

こういった霊界を舞台にしたストーリー物は初めてですけど、今現在の行動が、死後帰る霊界の世界に反映されるというところは伝えたいですね。人間は、霊界に帰るときのために、今を強く生きているのだなとすごく思いました。今生きていることが大事なんですね。人間ってとても美しくて力強いということを伝えたいですね。こういった「永遠の法」に出てくる霊界の世界ってあると思います。私、小さいときから霊を目にしたり耳にしたりすることが多かったんです。海の近くの小さい村で生まれ育ったんですけど、けっこうこわい霊の話が多いんです(笑)。祖母はすごく霊感体質で、夢で亡くなる人を見て、「きょうはだれか亡くなるよ」って言うんです(笑)。そうすると電話がかかってきて、親戚のだれかが亡くなったとか。父も、「あそこのあき家には女の人の霊がいる」とか言って(笑)。祖母と私でいっしょに霊の声を聞いたりすることもあります。「なんかだれか歌ってるねー」なんておばあちゃんと2人で言うと、いっしょにいた友だちは何も聞こえなくって「なに言ってるの?」って(笑)。

この映画の見どころは?

霊界の美しい風景はすごい見どころだと思います。見ている人もいっしょに霊界に行ったような気分になってもらいたいですね。世の中には大変なこと、悲しいこと、つらいことがたくさんありますけど、だからこそ楽しいものを作っていきたいですね。たくさんの方に、絶対にいい気持ちになって感動していただける作品にしていきたいなって思います。

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