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第29回【徳ある経営者になろう】経営者の器量〈5.社長はエネルギーの供給源であれ〉

|第29回 経営者の器量〈5.社長はエネルギーの供給源であれ〉#2

前回は「智慧ある人物観をもつ」をテーマに、経営者として求められる性格や、「寛厳自在」「無欲の大欲」などについて深く学びました。
また、ほかにも会社が大きくなっていくためには「原理・原則を教えてくれる師を持つ」「諫言してくれる側近を持つ」「トップを支える参謀組織を育てていく」ことが必要だともあります(『経営戦略の転換点』参照)。
組織拡大には「トップを支える参謀」が不可欠なのです。

今回は「社長はエネルギーの供給減であれ」をテーマに、“自家発電”をすることの大切さを学びます。

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 ストレスを生まないためには、「まわりの人にいろいろと期待しない」「まわりの人に期待しすぎない」ということが大事でしょう。要するに、まわりの人にあまり期待しすぎず、「私は私で気軽に生きています。明るく生きています」という具合に“自家発電”をして、ポッポポッポと自分から明かりを出すような感じでしょうか。こういう人の幸福は、最も取りにくく、奪い去りにくいのです。

 その輝きも、ほかの人から称賛されて生じる輝きではなく、自分の内からにじみ出てくる輝きであれば、本物です。ですから、人の目を意識しすぎず、「生きるのが楽しい」と思えるようなことを、毎日、自分で発明していくことが大事であると思います。

※以上『生涯現役人生』より抜粋
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 自家発電ができるようになる、つまり、自分で自分のやる気を出す、というのは難しいことです。人に檄を飛ばされてやる気を出し、張り切るというのは簡単です。しかし、叱られなくても自家発電するのは大事です。

 ですから、言い訳を廃止して自家発電ができる自分をつくることです。努力の天才はここから始まります。努力の天才型の人はみな、できない言い訳をなくします。次は自分で発奮し、自分を励まして、「他の人に任せたら駄目だ」「自分がやらなくてどうするか」と、自分でやる気になるのです。

 できない理由など、世の中には山のようにあるのです。諦める理由だって、山のようにありますし、困難な理由も山のようにあります。でも、それでは何も進まないので、やはり、どんなにコンディションが悪くても、どんなに困難な事情があっても、いつも、何とかできないかを前向きに考えることが大事です。ですから、本気さを持続させるためには、言い訳を排し、自家発電する努力をすることが大事です。

※以上『人格力』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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