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第21回【徳ある経営者になろう】仕事と天命について考える〈前編〉

|第21回 仕事と天命について考える〈前編〉#2

孔子の『論語』には、「十有五にして学に志す」(立志)、「三十にして立つ」(而立)、「四十にして惑わず」(不惑)、「五十にして天命を知る」(知命)という教えがあります。
まさに、人生は自分の天命を探す旅であり、また、現代においては「自分の仕事のなかにこそ、天命を見出す」ということがキーワードであるのは間違いありません。

大多数のサラリーマン諸氏にとって、今の仕事に天命を見出すことは難しいかもしれませんが、一つの選択肢として転職という道も開かれています。
つねに「わが天職とは何か、わが天命とは何か」を問いかけ、その発見に注力することが、成功への扉を開く鍵かも知れません

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 天命が大きければ、仕事に邁進しなくてはいけないと思いますし、「天命はそれほどではない」と思うのなら、多少、この世的に賢いものの考え方をする必要もあるかと思います。結局、「自分は何者か」ということの発見になるのではないかと思います。

 女優としてヒットしている人、歌手としてヒットしている人、野球選手として活躍している人など、いろいろいると思うのですが、そのような人であっても、みな、家庭を持つと環境に一定の変化が起きるので、「仕事を続けられるかどうか」という同じ問題を、おそらく持っていると思います。要するに、「変化しないことをもって、よしとする人生」と、「変化していきながらでも、生き延びていくことを、よしとする人生」と、この両方がありうるのです。

※『凡事徹底と独身生活・結婚生活』より抜粋
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 自分にとって「天職」と言えるものに目覚めなければいけません。

 単に、「日々を過ごしている」とか、「仕事をしている」とか、「家族を養っている」とかいうようなレベルから、もう一段、「今世、この世に命を享けたということの意味を感じられるような天職」に出合えるかどうか。これが、若い人たちにとって非常に大事なことであろうと思います。「一生続けて全うしたい」と思うような仕事に辿り着くのは、なかなか簡単なことではありません。

 若い人たちも、今、「これからしなければならないことは、これだけありますよ」と言われても、信じることはできないかもしれませんが、まず、「志」を立ててください。

 次には、「その志に向かって、自分自身を説得していくこと」が大事だと思うのです。やがて、「何ゆえに、その志を成し遂げる必要があるのか」と自問自答しながら、現実の世界とぶつかりつつ、その壁を破っていかなければならないときが来るでしょう。

※以上『信仰の法』より抜粋
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著者プロフィール
大川隆法 Ryuho Okawa
 幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956年、徳島県生まれ。
東京大学法学部卒業後、大手商社に勤務し、ニューヨーク本社で最年少の財務担当オフィサーとして、年間1兆円の輸出入、三国間・国内の外為実務の事実上の責任者として活躍した。帰国後、大手銀行二十行の資金交渉担当役に抜擢される。
1986年、幸福の科学を設立し、日本全国、世界各国に精舎、支部・拠点を展開。日本最大規模の組織をつくりあげた。著者の経営理論を実践し、上場した企業も多く、優れた経営者が続々と誕生している。
編集・執筆:木藤 文人[ジャーナリスト]




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